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【保存版】最新の育毛成分&治療12選!それぞれの成分を 完全解析 しました

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近年の薄毛治療の技術発展は目覚ましく、国内外問わず新成分・新技術の開発ニュースが後を絶ちません。

連日のように研究施設・大学が研究成果を発表し、このまま行けば本当にハゲがこの世から居なくなるんじゃないかと思うほどです。

でも、そんなたくさんある中でどれが本当に研究が進んで、実用化されそうなのか、どれくらい期待できるのかわからないですよね。 当然ですが海外の研究発表や論文は全て英語なので、なかなか理解し難い部分も多いかと思います。

そこで、発毛ライフでは近年研究され実用化予定の成分・技術、また既に実用化されており、現在最も注目を集める成分・技術 をピックアップして一覧にし、それぞれを 完全解析 しました!!

これらさまざまな成分・技術の中から、貴方の頭髪状態に併せてどれが本当に必要なのかを選び活用していくことが大切です。


今回もキャピキシル徹底解剖同様、わかりやすいように発毛促進や脱毛防止など6項目を当ブログの見解によりグラフにて数値化。 その平均値から総合評価を算出しております。

グラフの見方


完全解析 1.デュタステリド(ザガーロ)

区分 医薬品
開発 グラクソ・スミスクライン株式会社
形態 カプセル錠  0.1mg 0.5mg
発売・認可日 2015年9月28日、厚労省より製造販売承認を取得その後、フランス当局の規制により製造規制。2016年3月現在発売の目処立たず

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英大手製薬会社グラクソ・スミスクライン社により開発されたデュタステリドは、フィナステリドに継ぐ次世代の医薬品として大きな注目を集めています。 今まで個人輸入等では購入できましたが、2015年に国内でも正式に認可されました。

元々は、前立腺肥大の薬として開発され、国内でも、「アボルブ」等の名称で販売されておりましたが、臨床試験の際の副作用により発毛効果が確認され発毛用医薬品に転用されました。

フィナステリド同様、AGAの主原因と考えられている5α-リダクターゼに対して有効な医薬品で更にフィナステリドでは抑制できない1型5αリダクターゼにも効果があるとされます。

デュタステリド医薬品である「ザガーロ」はフランス当局の指導により現在生産一時停止中ですが、再開されれば日本にも輸入されることでしょう。

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AGAでお悩みの方なら一度は耳にしたことがあるんではないでしょうか。もしかしたら並行輸入等で実際に 使用されている方もいらっしゃるかもしれません。

医薬品ならではの強力な効果を実感できる反面、副作用などの弊害もある薬です。

特に女性は絶対に使用してはいけません。

完全解析 2.キャピキシル

区分 化粧品
開発 ルーカスマイヤー社
形態 5%程度、化粧品スカルプエッセンス内に含有
発売・認可日 2011年3月にインコスメティックスに初出展

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当ブログでも度々大きく取り上げている「キャピキシル」は天然成分の働きを人為的に引き出した「プレミックス」の成分です。 医薬品ミノキシジルの3倍の毛包成長効果があると臨床試験で証明されました。

5αリダクターゼを阻害し、さらに毛母細胞を活性化する働きがあると考えられており、脱毛を喰いとめたい方と発毛させたい方どちらにもおすすめできます。

国内でも2015年あたりから一気に認知されるようになり、他成分との相性も良いことから育毛剤として使われ 現在、フィンジアやボストンスカルプエッセンスなどのキャピキシル配合の育毛剤が人気を席巻しています。

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副作用なく、ミノキシジルと同等、或いはそれ以上の効果が期待される育毛成分です。 去年辺りから国内でも知名度が高くなり注目を集めております。

世界最大の化粧品展インコスメティックスでも賞を受賞しており信頼性は高いと言えるでしょう。

また 男女どちらでも安心してお使いいただけます。

完全解析 3.ピディオキシジル

区分 化粧品
開発 クマール・オーガニックプロダクツ
形態 1~2%程度、化粧品スカルプエッセンス内に含有
発売・認可日 2014年6月16日

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正式名称「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」

毛小胞のまわりで血管の拡張を促し、毛の成長に必要な栄養素を供給します。皮膚乳頭の細胞の拡散を促進する6-pyrrolidino 2,4 diaminopyramidine 3酸化物。

ミノキシジルと成分構造がほとんど同じで、ミノキシジル誘導体とも呼ばれています。 ミノキシジルの副作用などの問題を解消するために成分を再編成して作られました。

副作用が皆無であるため、医薬品ではなくキャピキシル同様化粧品として販売されています。

ピディオキシジルは、分子構造上の特性として浸透率が非常に高く、ミノキシジル起因の毛根活性因子を併せ持っていることから キャピキシルと併せて使用されることが多く、相互作用によりより高い発毛効果が得られると期待されております。

まつげ育毛剤としては既に高い評価を得ておりますが育毛剤としての転用の歴史はまだ浅く 現在、国内ではボストンスカルプエッセンスとフィンジア育毛剤のみに配合されています。

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ミノキシジルの近似成分である、「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」は 化粧品成分ですが、副作用なくミノキシジルに近い効果が得られると期待される成分です。

また、他成分との相性が良いことも特徴の一つで国内ではキャピキシル育毛剤によく同配合されます。

完全解析 4.環状ホスファチジン酸(cPA)

区分 化粧品(国際特許出願中)
開発 サンショー株式会社、お茶ノ水女子大学等
形態 0.5%の水溶液、化粧品スカルプエッセンス内に含有
発売・認可日 2010年、お茶ノ水女子大学の後藤真里氏により論文が発表される。

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2015年末にヒト血液中の生理活性脂質の一種「環状ホスファチジン酸」(cPA)による高い発毛効果がニュースになり話題となりました。

元々医薬品としてお茶ノ水大学の室伏きみ子氏、後藤真里氏を中心に新規抗がん剤、脳血管疾患予防薬等の目的で研究が進められておりましたがその副産物としての発毛効果に着目したサンショー(株)が独自に検証を進め今回の結果に至りました。

サンショー(株)の実験によると濃度が0・5%の水溶液を天然型の「環状ホスファチジン酸」(cPA)をヒト毛乳頭細胞に添加し、1―2日後の細胞数で効果を確認。その効果は実にミノキシジルの2.5倍にもなると言います。

また2012年には「環状ホスファチジン酸」(cPA)での国際特許を出願しており、近く成立する見込みという事です。

2016年に入り製品化され期待が高まっています。

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お茶ノ水女子大学が中心となり環状ホスファチジン酸(cPA)の生理活性解明の研究を進めており新規抗がん剤、脳血管疾患予防薬、鎮痛薬など様々な分野で環状ホスファチジン酸の有用性が証明されつつあります。

高い生理活性を持つ環状ホスファチジン酸が育毛に効果的だということも何ら不思議ではありません。 今後の研究にも注目が集まります。

完全解析 5.リデンシル

区分 化粧品
開発 インデュケム社
形態 1~2%程度、化粧品スカルプエッセンス内に含有
発売・認可日 2013年のインコスメティックに初出展

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リデンシルは頭皮の幹細胞と毛乳頭に働きかけ、髪の成長を促進する成分です。 2013、14年と世界最大の化粧品原料展示会「インコスメティックス」にて2年連続の受賞を受けており注目を集めています。

リデンシルは、血行を促進させて育毛を促す従来のアプローチとは異なり、幹細胞に働きかけて 幹細胞の分化・増殖を促し、増殖した細胞が毛髪成長関連の細胞を育む母細胞になるというより効果的なプロセスを持っています。

女性にも効果が認められたことから、女性向けの育毛剤としても期待されています。

更にメーカー側はキャピキシルとの併用することでより高い相乗効果を生むとしており、今後そういった育毛剤が登場する可能性は大いに考えられます。

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リデンシルも、キャピキシル同様、高い効果の期待できる育毛成分です。 まだ国内でリデンシルを配合した育毛剤は少ないのでこれからの成分と言えるでしょう。

リデンシルが成長期毛髪の成長と休止期毛の脱毛を減少させるという2つのアプローチを 同時に行え、更にキャピキシルとの相性が非常に高いことはメーカー配布の資料でも確認できることです。

完全解析 6.17型コラーゲン

区分 その他
開発 東京医科歯科大学
形態
発売・認可日 2016年2月、東京医科歯科大学の西村栄美教授らが、17型コラーゲンの減少と薄毛の仕組みを解明

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2016年2月に各メディアで17型コラーゲンの薄毛に対するメカニズムの研究データが発表され、大きな話題となりました。

東京医科歯科大学の西村栄美教授らの研究データとして発表されたもので幹細胞にあるタンパク質の一種「17型コラーゲン」の減りを抑えることが薄毛の進行を遅らせる大きな要素となるというものです。

実験では毛包の基となる幹細胞が年をとると毛包に育ちにくくなる現象に着目し、動物を使った実験では 老化で幹細胞のDNAに傷が残り、17型コラーゲンを分解する酵素が多く出るようになります。

更に17型コラーゲンが分解されて減少すると、毛包が小さくなることも同実験により突き止めました。

この技術を使った薄毛治療薬を今後5~10年の間に生産に結びつけたいという事です。

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コラーゲンはヒトの体内に存在するたんぱく質の30%を占める重要な構成要素です。

これらが、脱毛のメカニズムに関連していると発表されたことは 毛髪科学にとって大きな前進です。 まだ今の段階で17型コラーゲンの減少を喰いとめるまでには至っておりませんが、今後研究されることで解明されていくでしょう。

完全解析 7.モイストフラーレン

区分 化粧品
開発 ビタミンC60バイオリサーチ等
形態 推奨配合濃度1~5%
発売・認可日 2015年一般販売開始

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2016年1月に行われた「化粧品開発展 Cosme Tech2016」でのセミナーでも紹介された モイストフラーレンの育毛への転用に注目が集まりまっています。

モイストフラーレンは2014年に発表された新しいフラーレン原料でリポゾームの中にフラーレンを入れ込んだもの。 肌なじみが良く保湿性が高いのが最大の特徴です。更に従来のフラーレンに比べ抗酸化力も高いことなどから今後化粧品原料として活躍が予想されてます。フラーレンは他の原料と併せて使用されるべき原料ですね。

現在、育毛剤としては唯一「ボストンスカルプエッセンス」がフラーレン原料を使用した育毛剤として認知されておりますが 今後更にフラーレンの毛髪への有用性が認められれば、多くの製品が登場することでしょう。

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炭素原子の同素体であるフラーレンは優れた抗酸化力で美容分野を中心に広く利用されています。モイストフラーレンは更に高い抗酸化力と保湿力、浸透性から、育毛分野にも転用がすすめられており今後が楽しみな成分です。

非常に高価なのが難点ですが、研究が進めばより低コストで供給することも出来るようになるかもしれません。

完全解析 8.プロシアニジンB2/ Procyanidin B2

区分 化粧品
開発 協和発酵、UBQT3社、エキストラシンシース社
形態 50~100mg/日
発売・認可日 2000年1月22日、Tetrahedron Lettersに論文掲載

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グリーンアップル・ポリフェノールシャンプーを手掛ける米国の 「UBQT3社」の臨床データによると プロシアニジンB2がつけない時(プラセボ)に比べ300%、ミノキシジル塗布時に比べ160%の高い割合で毛髪成長したという事です。

またポラリス育毛剤を手掛ける ポラリス・ラボラトリーズの研究によればプロシアニジン多量体0.7%を患部に塗布し、男性型脱毛症を治療するという12ヶ月の臨床研究結果を報告。 テスト期間終了時には23本/cm²の劇的な増加が観察されました。プロシアニジン多量体0.7%外用治療の成功率は、ミノキシジル2%局所治療(49本/cm²)とほぼ同じ。フィナステリド薬物治療1mg/1日(17本/cm²)よりもかなり高いものでした。

ポラリスの育毛剤には頭頂部だけではなく、前頭の生え際と頭頂部両方の毛髪の再発生、成長を促進する目的で、りんごポリフェノール0.5%化合物が組み込まれています。

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プロシアニジンB2の有用性に関しては米国を中心に長い間研究が進められて参りました。特に育毛に対しての効果は早くから唱えられており、ようやく最近になり広く認知され始めました。

ポラリス等の有名な医薬品にも含まれており、ポラリス・ラボラトリーズの研究結果から見ても 信頼性は非常に高いと言えます。

完全解析 9.ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤

区分 医薬品
開発 コロンビア大学医療センター・クリスティアーノ博士研究チーム
形態 未定
発売・認可日 2015年ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤の副作用にて発毛確認

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米サイエンス誌のオープンアクセス誌である「Science Advances」の2015年10月23日号に掲載された論文で コロンビア大学医療センター・クリスティアーノ博士研究チームが 関節リウマチ治療薬として承認されているトファシチニブや血液がん治療薬として承認されているルキソリチニブなどのヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤が、免疫機能の改善と共に発毛を促進する可能性もあることを発表しました。

マウスを用いた研究では10日で圧倒的な発毛力を確認。 更にはマウスに移植したヒト頭皮組織に対して局所使用した場合でも毛髪の成長が確認されたとのことです。

副作用やコストなどの面で改善点は多く、現段階では実用化はまだ先ではありますが実験の写真からもわかるように期待の高い医薬品だと思います。

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現在認可されている薄毛治療薬も全て副作用を転用した薬ですのでこのような発見があっても不思議ではありません。

写真のマウスを見ると顕著に発毛している様子が見てとれます。 まだこれからの研究であることは違いありませんが、非常に楽しみな成分です。

完全解析 10.KYTH-105(セチピプラント/Setipiprant)

区分 医薬品
開発 キセラ・バイオファーマスーティカルズ
形態 未定
発売・認可日 2015年9月22日  臨床試験実施申請資料(IND)を米国食品医薬品局(FDA)へ提出

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米大手製薬会社のキセラ・バイオファーマスーティカルズが2015年の9月にAGAの経口薬「KYTH-105 =(セチピプラント/Setipiprant)」の臨床試験実施申請資料を米国食品医薬品局(FDA)へ提出しました。

今までのAGA経口薬に比べ副作用が少なく発毛させることが出来ると関係者は述べ、安全に成長期毛の周期を伸ばすことへの期待が高まっています。

FDAに臨床試験実施申請資料に提出するという事で現実的に製品化される可能性が高く今後の情報から目を離せません。

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KYTH-105 =(セチピプラント/Setipiprant)は近年実現すると考えられている現実的なAGA治療薬です。 FDAに臨床試験申請を行うという事は既に基礎研究、非臨床試験を最低でも5年近くは行っているはずです。

今後スムーズに1~3相試験をクリアし認可が下りれば、数年のうちに新たなAGA治療薬が誕生することでしょう。 セチピプラントは副作用も少ないと考えられているので期待が持てますね。

完全解析 11.iPS細胞

区分 その他
開発 山中伸弥氏率いる京都大学の研究グループにより発見。
形態 未定
発売・認可日 2006年初確認

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2006年に山中伸弥率いる京都大学の研究グループによってマウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から初めて作られた万能細胞ことiPS細胞。 後にノーベル生理学・医学賞を受賞したことで脚光を浴びたことはご存知だと思います。

そして、現在iPS細胞を使った様々な研究が行われており、毛髪医療分野も例外ではありません。 昨年より慶応義塾大学病院皮膚科研究、資生堂とレプリセルライフサイエンス社が技術提携し、iPS細胞を活用しての毛髪再生に取り組んでおり2018年商業化を目指しています。

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総合評価

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毛髪診断士のひとくちコメント

iPS細胞は人工多能性幹細胞の事で、読んで字のごとく血液など自己の細胞を利用し新たな組織を作り出します。 この技術が確立されれば、薄毛に対する治療だけでなくあらゆることが可能になるでしょう。

まだまだ研究段階ではありますが、是非とも実現してもらいたい技術です。

完全解析 12.アミネキシル

区分 医薬品
開発 ロレアル社
形態 1.5%程度含有の外用薬
発売・認可日

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アミネキシルは、フランスのロレアル社が開発した男性型脱毛症の治療薬に配合される医薬成分。海外では「Kopexil」の名称で呼ばれることも。

デュタステリドやフィナステリド同様に5αリダクターゼを阻害するアミネキシルを使用することで脱毛防止の効果が報告されています。 そのため、海外では発毛効果のあるミノキシジルと共に配合されることが多く、DSラボラトリーズ社のスペクトラルDNCや グレンマーク社ヘアフォーユーなどの製品がそれに当たります。

国内ではまだ認知度の低い成分なので今後に期待したいですね。

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総合評価

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毛髪診断士のひとくちコメント

アミネキシルは国内での認知度はいまひとつ低いのですが、海外では非常に高い評価を受けている毛医薬成分です。 外用薬としてミノキシジル以外に効果が証明されている成分で、5αリダクターゼの生成を抑え抜け毛を防止します。

ミノキシジルの発毛効果とは逆に抜け毛を抑えるので、同配合してある外用薬であれば同時に二つのプロセスを行えるのです。


いかがだったでしょうか。

デュタステリドや、キャピキシルなどは有名な育毛成分ですが、それ以外にもまだまだこんなにたくさん研究されている 成分や技術があるんですね。

今後これが徐々に実現して行けば、どれか一つは自分にぴったりはまる育毛治療が見つかるでしょう。

薄毛治療は他の医療分野に比べ直接生命に関わらないので、蔑にされていると思いがちですが実はメーカーや医大、研究所の努力によって日々進歩しているのです。

我々も、この努力に答えられるように日々、健康なカラダづくりを目指していきたいものです。

また、新しい成分等の情報が入れば随時更新していきたいと思います!!

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記事作成者

発毛君

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