俗に「抜け毛の秋」と言われるほどに抜け毛が増えると言われているこの時期。
でも、実際にはどこまでが本当でどこからが嘘なのか。
早速調べてみた。
とりあえず結論から述べよう。
これは本当だ。
皆さんの溜息が聞こえるようだが理由も聞いていただこう。
そもそも犬などの動物は春と秋になると「アンダーコート」と呼ばれる肌に近い部分の保温効果の高い毛がごっそりと抜け落ちる。
これは夏用、冬用の毛に生え変わるために必要不可欠なことで人間でいう所の、「夏服・冬服」の役割を担っている。
実はこの遺伝子が人にも残っているのである。
それに加え、夏バテやダイエットによる栄養不足、疲れ、ストレス、紫外線などこの時期一気に重なるため、抜け毛が増えるものだと研究者は推測する。
通常、人間は一日に50~70本の抜け毛があるといわれているが秋になるとこれが200本から多い人ではなんと300本にも増える。
そして最悪な場合はこの抜け毛が、冬になっても止まらずそのまま徐々に薄毛になってしまう場合もある。
太くて長い成長しきった毛ではなく、細くて短い成長途中の毛が抜ける場合は要注意だ。
そこで、無駄な抜け毛をこれ以上増やさないためにも食事・運動・睡眠・ノンストレス生活へこれまで以上に気を配って頂きたい。
そこは幸い秋なので、色々と充実していることだろう。
それと好きな方には辛いだろうが嗜好品の類もできるだけ控えてほしいところである。
髪は長い友と書く。
愛想つかされないように頑張りたいところである。