以前「ハゲているイケメンランキング」【GONZO’s ハゲ20選 / Hage Best Ranking 】という記事を上げたことがありますが今回はその第二弾といたしまして 「ハゲていた歴史上の人物」シリーズで御座います。
当時育毛剤はもちろんシャンプーもなかった時代。 その中で日夜男を磨き、歴史を切り開いていった兵ども。 彼らにとってはハゲすらも己の武器だったのかもしれません。
今回はその長いハゲ史において一際目だっていた(光っていた?)いちばん星達をご紹介します。
誰もがハゲていると思っていた人物が実はハゲじゃなかった?!なんて意外なものから、あ~そうだよねーっていう人物まで古今東西あらゆる人種をランキング形式でハゲバトルロワイヤル!!
歴男歴女の諸兄は目を回さぬようご覧あれ。
■第10位
レーニン
ウラジーミル・イリイチ・レーニン(1870年4月22日 – 1924年1月21日・ロシアの革命家、政治家)
マルクス・レーニン主義の旗手、ロシア革命の主導者が10位にランクイン。
マルクスやスターリンのフサフサっぷりと比べると見るも無残なその御姿。 髪の毛を共産することはできなかったようです。
■第9位
ザビエル
フランシスコ・デ・ザビエル (1506年頃4月7日 – 1552年12月3日・カトリック教会の司祭、宣教師)
日本に初めてキリスト教を布教したことで知られる宣教師。 教科書などで誰もが一度は目にしたであろうあまりに有名なあの肖像画ですが
実はこちら日本人が想像で描いたものです。 (ちなみにこれはこういうヘアスタイルです。)
実際のザビエルかなりのイケメンで髪も(この絵よりは)生えていたようです。 それなのに世界のハゲ代表のような扱いを受けるザビエル選手、とってもかわいそう…。
こちらが実際のザビエルさんらしいです。カッコいい。
もう、ハゲをザビエルと呼ぶのはやめてあげてください。
だがしかし、歴史は誰にも確かめることはできない。そこにロマンを感じる方も多いと思います。 もしかしたらイケメンというのだって誰かのでっち上げかもしれませんよ。
■第8位
千利休
千利休 (大永2年/1522年 – 天正19年2月28日/1591年4月21日・商人、茶人)
わび茶を確立した大茶人、元祖ちょいワル(死語)オヤジ。 いい感じに気の抜けた楽茶碗にフサフサな髪の毛は似合いません。
弟子にモミジを残して庭を掃除させたという逸話もありますが髪の毛だけはきれいさっぱり掃除してしまったようですね。
日本人では堂々3位!
■第7位
ダ・ヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチ (1452年4月15日 – 1519年5月2日[ユリウス暦]・芸術家、発明家)
ダ・ヴィンチ程の才人をカテゴライズするのは大変難しいですが、まああの見事なAGAっぷりはわかりやすい事この上なし。 色々発明していますが、育毛剤は作れなかったみたいですね。
もっとそこに対して熱心になってくれたら今頃ハゲはこの世にいなかったかもしれません。
■第6位
ルイ13世
ルイ13世(1601年9月27日 – 1643年5月14日・ブルボン朝第2代フランス国王)
歴史上、始めてかつらを付けたといわれるある意味、ハゲ界のキーマンです。
彼、若ハゲで二十歳の頃には既に相当来ていたとか。 しかし、そこは由緒正しき王族の人間。肖像画等でハゲを臭わすようなものは一切なし。 仮にもしそんな風に描こうものならタダじゃ済まされないでしょうけど。。
更にはかつらを強引にファッションにして、国中に半ば強制的に広めるあたり流石国王ですね。 あのバッハやモーツァルトのかつらだってこの人発祥です。実際これで大分助かった人いるんじゃないでしょうか。
■第5位
武田 信玄
武田 信玄(大永元年11月3日/1521年12月1日 – 元亀4年4月12日/1573年5月13日・戦国時代の武将)
何を差し置いても「風林火山」が有名な戦国時代の大名。実はハゲ散らかること山の如しだったのです。
長谷川等伯が描いたと伝えられる有名な「武田信玄像」は実は信玄ではないという見方が強まっていますが、、、
より信憑性の高いと思われる、高野山持明院に伝えられた信玄肖像画だってやっぱりハゲじゃないか!!
しかもこちらの方が明らかに若い時なんだよなぁ。
出家したから剃髪だとかいう信玄マニアの意見はスルーさせて頂きます。これはハゲだよ。後ろ・サイドに髪あるし。
■第4位
カエサル
ガイウス・ユリウス・カエサル(シーザー・紀元前100年 – 紀元前44年3月15日・共和政ローマ期の政治家、軍人)
帝政ローマ最大の英雄ですがあだ名は「ハゲの女たらし」。酷すぎる…。 凱旋した時なんか「夫たちよ、妻を隠せ。ハゲの女たらしのお通りだ」って言われてたらしいです。何の恨みがあるというのでしょうか。
実際にハゲだしたのは30歳頃からで、生涯に渡り悩みの種だったとか。 戦勝の業績により月桂冠を被っているときだけが彼の至福の時だったようです。
いやあ、2000年以上前の英雄が僕たちと同じ悩みを抱えているなんてなんか親近感湧いちゃいますね!
案外「ブルータス、お前も(ハゲてるの)か」だったりするかもしれませんね(違)
さていよいよ3位圏内の発表です!!ここまででも十分濃い面子でしたがいったい誰が待ち受けているというのでしょうか? 行ってみましょう!
■第3位
ダーウィン
チャールズ・ロバート・ダーウィン(1809年2月12日 – 1882年4月19日・イギリスの自然科学者)
3位はダーウィン大先生!
進化論を唱えた大科学者も若ハゲです。ハゲ分野も一緒に研究してよぉ~。
30前後でこの後退具合ですからね。 晩年の様子が容易に想像できようというもの。
長旅で髪の毛も疲れちゃったのかもしれません。
50歳のお姿。この頃有名な「自然選択説」を唱えられました。 即ち必要のないものは淘汰されると。大ブーメランな気がするんですが先生…。
まあしかし彼の功績のお蔭で遺伝子分野の研究が進んだともいえるので ハゲ界の功労者と言っても差し支えないでしょう。
ありがとうございます。
■第2位
豊臣秀吉
豊臣秀吉(天文6年2月6日/1537年3月17日 – 慶長3年8月18日/1598年9月18日)
「戦国一の出世頭」と謳われた名武将が2位(日本人部門では1位です)!
織田信長曰く「はげねずみ」。信長センスありすぎ…。ねずみっぽいし言い得て妙なあだ名です。 いや、信長もたいがいハゲなんだけれども。。
しかしそれがなんだというような風体の信長と違い、気にしているのかしっかり唐冠を被り 隠しているところがなんだか可愛いじゃないですか。
農民から天下人までのぼりつめたその努力と気合はもはや伝説。 ちょっとくらいハゲてる位がカッコいいのです。
■第1位
ナポレオン
ナポレオン・ボナパルト(1769年8月15日 – 1821年5月5日・フランスの軍人・政治家)
堂々1位はナポレオン! (BGMはベートーヴェン交響曲3番「エロイカ」でお願いします。)
ヨーロッパを支配するほどの権力を持った屈指の英雄もハゲには勝てなかったよう。
相当気にしており、二角帽子を常に手放さなかったとか。
有名な肖像画、カッコいいです。
しかしご覧いただこう。こちらが実物である。
うわあ。ちび・デブ・ハゲの三拍子。数え役満ですね。
でもいいんです!英雄だから!
ちなみに彼は側近のルイ=ニコラ・ダヴー
こちらも見事な若ハゲっぷり。
如何だったでしょうか。歴女の方々もイケメン妄想ばかりせず現実をしっかりと受け止めるように。
人間ハゲているからなんだ、中身と結果が全てだと偉人たちから教わった気がします。(彼らに育毛剤を献呈したい)
また機会があればジャンル別ハゲ特集を組みたいと思います。有難うございました!