それではまず前回のおさらいからです!
前回の記事「 S-ROSSO エスロッソ・ボストンサプリ工場見学編 第二回~内部潜入!徹底された管理体制~ 」
生産の行程
4.ボトルに充填
5.ラべリング・化粧箱へ・最終検品
そう、これが生産の行程でしたね。今回は行程3の不良品を仕分けるというところまでご紹介します!
それでは今回は実際にこの順番通り見ていきましょう。
※画像は拡大できるので大きくして見てみてくださいね。
ゼラチンのシートを型抜く(充填)
いそいそと5Fに移動します。
まず最初の行程であるソフトカプセルの中に充填物を積める行程です。 この機械を使うと1時間に約50,000粒のカプセルを製造することができるそうです。
ホースが2本伸びていますが、上のフロアに繋がっていてそこから原料を供給しています。 (このフロアは5Fなので6Fとつながっているという事です。)
ホースの内部は常に60℃以上に保たれています。 ゼラチンが60℃以上で液体になる性質を利用しているのですね。
先ずこの機械を使い、ゼラチンのシートを作ります。 機械中央部には金型が付いておりこちらにゼラチンの被膜を挟み込み型抜きをします。 型はそれぞれの製品に応じたものに常に差し替えて使用します。
そして型抜きをする瞬間に内容物を充填します。 そうすると、水風船のように膨らんでみなさんの良く知っているソフトカプセルの形になるのです。
この機械に限らず全ての機械を通して言えることですが 一つの製品を生産し終わった後は必ず機械を分解して水やアルコールを使い滅菌消毒するんだとか。
ほとんどの機械が準備に2時間、清掃・消毒等に2時間以上かかりますが安全面の配慮から決して省くことのできない行程なんですって!
一日4時間って、半分準備に使っちゃうってことですよね…。すごいなぁ。
乾燥室でカプセルを乾燥させる
ソフトカプセルは通常、乾燥室で乾燥させるのに3日~4日かかるそうです。
乾燥室は二つあり、大雑把に乾燥させる部屋としっかり乾燥させる部屋に分かれます。 乾いたかどうかは長年携わっているスタッフが硬度を実際に測っています。
ソフトカプセルは最初の状態だとかなりグミのように柔らかいのですが、なぜ乾燥して固めなければならないのかというと この柔らかい状態で出荷すると、お客様の所に届くときに変形してしまうからなんです。
実際にサンプルがありました。
触ってみると一目瞭然!!
不良品を仕分ける
ここは息が詰まりそうなほどの静寂に包まれていました。
基本的には2種類の外観検査が行われます。
充填物の漏れがないかどうか、カプセルの接着面にバリがないかどうかをコンベアを通して目視テストします。
不良品を更に仕分ける作業です。 6~7個の箱を設け、不良品をその不良の内容ごとに分類して更に分けております。
これらは全て記録を取り次の生産に生かされる そうです。同じ不良品を出さないようにするためには不可欠なことなんですね!
ちなみに、ここを担当する作業者は年に一度必ずテストを受けるそうです。 わざと不良品を流しておき、それを見つけられるかというものでもし見つけられなければ、その作業者は他の仕事にまわってもらうことになります。 この仕事を志望するためには必ずこのテストに合格しなければなりません。
考えただけでも頭から煙が出そう……。
さてここまで見ただけでいかに一粒一粒にこだわりが込められているかが解ったかと思います。
次はボトリングですが一度の記事だと膨大になってしまうので来週に回したいと思います。お楽しみに!!
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