資生堂が提案する生 花 を使ったヘアアレンジ
春の陽射しも心地よくなり、 花 々も一層咲き誇る季節となりました。
これからさらに暖かくなるとウェディングシーズン到来です。 最近はガーデンウェディングやリゾートウェディング、 ハウスウェディングなど、 カジュアルでゲストとの一体感を楽しむ雰囲気の結婚式が多いですね。
結婚式は一生に一度の思い出。 そしてドレス選びと同じくらい大事なのがヘアスタイル。髪型一つで印象がガラッと変わります。
最近は自分らしく華やかに魅せる生花を使ったヘアアレンジが人気です。
ただし 花 が多すぎて重く見えたり、濃い色を組み合わせすぎて派手になりすぎたり下品に見えるなど、使い方や色使いを間違えると一気に野暮ったく古くさいイメージになってしまいます。当日までヘアメイクさんにお任せしていて、こんなはずじゃなかった?!なんてことにならないよう、しっかりと自分なりにイメージを持っておく事が重要です。
今回は、 結婚式のシーン別に上品かつ華やかな生花の花飾りをつけたヘアスタイルと作り方のポイントを資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト 計良宏文氏にご紹介して頂きました!
現在巷で流行中の 花 冠とは違い、資生堂のトップメーキャップアーティストが手掛けた生花スタイルは上品かつインパクト大でウエディングでも注目間違いなしです♪
ナチュラルなダウンスタイルに花のクラウンを合わせ、 エフォートレスな雰囲気を!
気張ったヘアデザインではなく、 あえてナチュラルなダウンスタイルに、 花のクラウンを合わせると今っぽい華やかさに。 白や淡いピンクの薔薇を中心にアクセントでグリーンの木の実や葉などを混ぜると、フレッシュな雰囲気になります。
ミディアムレングス(肩下くらい)の方はクラウンのボリュームを少なめにするとバランスがよくなります。
海外旅行やハネムーンと同じタイミングで行うリゾートウェディングなど
素敵な洋館に映える主人公になるには、 すっきりとトップでまとめながらも、 毛先をラフに崩すことで軽やかなボリューム感をプラス。 チュールレースやリボンなどを使ってオリジナルのヘッドアクセ風にするのも素敵です。
鮮やかなガーベラなどを中心に淡いトーンの花を混ぜ、 一箇所に集中してつけることで華やかな雰囲気になります。
自宅や別荘に招くような感覚のハウスウェディングなど
自然の中で戯れるようなイメージの柔らかなギブソンタックスタイルに編み込みを組み合わせ可憐な印象に。 ※ギブソンタックスタイル・・・衿あしにボリュームのあるロール状のまとめ髪
ローポイントにまとめた部分に小さなランなどの小 花 を散りばめ、 品良く仕上げるのがポイントです。
リラックスした雰囲気で、 ゲストとの一体感を楽しむガーデンウェディングなど
【花飾りを作る場合のポイント】
生花は時間が経過すると次第にしおれてしまいます。 予めしっかり水分を含んだ新鮮なものを使用し、 茎をカットする際は水切り(水中でカットする)を行い、 使用する直前まで切り口を乾燥させないことが長持ちさせるコツです。 また、 ヘアに留める際は、 茎や花を傷つけないよう気をつけましょう。 小さく軽い花は、 Uピンなどで簡単に留められますが、 大きく重さのあるものは、 茎に細い針金を巻きつけ、 針金をボブピンで留めるようにすると良いでしょう。
計良氏による花とヘア&メーキャップ写真展開催!
計良 宏文氏と、華道家であり写真家の勅使河原 城一氏による、 花 を題材にした創作ヘア&メーキャップ写真展「計良 宏文 x 勅使河原 城一 Flowers ~わたしを咲かせなさい~」が、2016 年5月10日(火)から5月22日(日)までの13日間、東京・渋谷ヒカリエ8F 「8/CUBE1,2,3」にて開催中です(入場無料)
2006年よりファッションや広告などの撮影を共にしてきた計良と勅使河原氏が、 花 を題材に作品を共作。撮影現場にてお互いの感性をぶつけ合い即興で創作される、ふたりのクリエイティビティ溢れる斬新な創作作品30点を公開します。メインビジュアルにはパリコレクションなど国内外で活躍するモデルの松岡モナさんを起用。
会期中はトークイベントや、生け花・ヘア&メーキャップのライブなど、スペシャルイベントも開催します。
気になる方は週末に渋谷に行ってみてはいかがでしょうか?
計良 宏文氏
資生堂ビューティークリエーションセンターに所属するヘア&メーキャップアーティスト。
ヘアケアブランド「TSUBAKI」をはじめとする宣伝広告・CMの ヘア&メーキャップ活動や商品開発などを手がける他、ニューヨーク、パリ、東京コレクションのバックステージにおいてヘア&メーキャップチーフを務めるなど、活動は多岐にわたる。
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