みなさんは市販のシャンプーを使っている人も多いでしょう。
その中でもアミノメイソンは、アミノ酸シャンプーの中でも低価格帯で手に入れやすく、人気が高くて使っている人も多いのではないでしょうか?
そのアミノメイソンが、2020年2月17日(月)にリニューアルしたという記事を発見したので、中身を調べてみました。
結論から言ってしまうと、市販品は市販品だな…と言ったものでしたね…。
リニューアルした アミノメイソン の内容
アミノメイソンについて詳しくない方もいると思いますのでまずどんなシャンプーなのかをご説明いたします。
そもそもこのシャンプーは、ステラシード株式会社といわれるところが作っている、人気が高いアミノ酸シャンプーです。
ボトルがインスタ映えするデザインのため、人気が高く、評判としてはいい感じ!
見た目がかわいい。オシャレ。
口コミ評価も高く、とても気になっていたシャンプー&トリートメントです。アミノメイソン モイストホイップ クリーム シャンプーは 透き通った透明なシャンプーです。
ホワイトローズブーケの香りが上品かつ華やかでお風呂中が幸せな香りになります。
泡立ちよく、まるでホイップクリームのようにきめ細やかな泡が出来ます。この泡には驚きます。 肌同様、髪も摩擦はよくないですものね。
優しい洗いあがりで指通りも良くきしみません。※引用:アットコスメより
そのアミノメイソンが、第2弾が出ると、プレスリリースで発表があり、以下のように価格まで書いてありました。
ディープモイスト |
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スムースリペア |
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価格としては、リニューアル前と対して変わりがありませんが、今回は2つの種類を出しているそうです。
- ディープモイスト
- スムースリペア
これを見ただけでは意味がわからないでしょうから、もう少し発表された記事を読み進めてみました。
ディープモイストシリーズとは?
●潤いにこだわり抜いた「ディープモイスト」シリーズ髪1本1本の内側に水分の浸透をサポートして補修。
洗い流した後も潤いのヴェールで髪を包み、毛先までしっとりまとまります。
ディープモイストは、保湿をしたい人に向けた種類になります。
髪の痛みが気になる まとまりのある髪にしたい、頭皮まで保湿したい、など日ごろから髪が広がるのを悩んでいる人に、おすすめの種類です。
ちなみに アミノメイソン はもともとアミノ酸シャンプーですが、アミノ酸シャンプーとは、洗浄力が弱いのが特徴になります。
つまりシャンプーとしては、普通に使っても保湿力が高いわけです。
この紹介を見る限り、さらに保湿成分も加えているかもしれないですね。
スムースリペアシリーズとは?
●毛先までさらさらの指通りに仕上がる「スムースリペア」シリーズダメージで空洞化した髪内部に補修成分を浸透促進サポート。
パテで埋めるように補修しつつ、キューティクルの凹凸も滑らかに整えます。
スムースリペアとは、洗いあがりを軽くしたい人に向けた種類になります。
洗った後はスッキリしたい 髪をフンワリさせたい でも必要な皮脂は残したい
このように感じているのなら、この種類を使ってみるのがいいでしょう。
アミノ酸シャンプーは、皮脂を落としすぎないのが特徴です。
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スッキリさせたいけど、カサカサになりたくない、微妙なバランス感が難しい…。
日頃からそう感じていますが、リニューアルされたアミノメイソンは、どのような感じなのか気になります。
アミノメイソン のリニューアル点:スーパーアミノ酸に+α
シャンプーで大切なのは、見た目がおしゃれなところではありません。
そこは誰がなんと言おうと「成分」!
これをチェックしておかないと、使ってみたら失敗した…なんて話はよくあります。
ではアミノメイソンには何が使われているのか見てみましょう。
じつはアミノメイソンは、リニューアルされて、追加された成分があるそうです。
- 16種のアミノ酸
タウリン、リシンHCl、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、チロシン(全て保湿)- 浸透型ケラチン
加水分解ケラチン(羊毛)(保湿)- プラチナ
白金(保湿)
アミノメイソンには、独自成分「スーパーアミノ酸」というものを使っています。
それが上記の表に書いてあるもの。
保湿成分ばかりとなり、これがアミノメイソンの売りなのがわかりますね。
画像出典元:cosme tokyo
ちなみにリニューアルの前から、メインとして使われていた成分です。
リニューアルされたアミノメイソンは、次の成分が追加されているみたいでした。
- アーモンド油、ココナッツ油(ヤシ油)
- アプリコット油(アンズ核油)
- アボカド油、ハチミツ(全て保湿)等の自然由来成分
名前を見ればわかるように、これらは油ですね。
- ポリクオタニウム-61
- 吸着型セラミド
- セラミドNG
さらにこの3つの成分もリペア保湿成分として追加!
つまり新生アミノメイソンは、トコトン保湿にこだわったアミノ酸シャンプーなのがわかりました。
髪をとことん甘やかす濃密・ハイカロリーな「ハイカロ泡」によって、攻めの補修・保湿ヘアケアを実現しました。(以下略)
“キレイのレシピ 第2弾“として処方を一新、髪をとことん甘やかすハイカロリーな「ハイカロ泡」をテーマにリニューアル。
濃密なホイップクリーム泡で毛先までしっとり洗い上げます。
実際にプレスリリースの記事でも、このような表現がされていたので、間違いないと思います。
アミノメイソンのリニューアル点:ハイカロ泡
上記でも紹介されていたハイカロ泡。
アミノメイソンのリニューアルで、作られたものでしょうが、この内容も気になりますよね?
プレスリリースで発表されている成分だけを見るからに、結論は保湿力が高い泡だというのがわかりました。
- AMディープモイスト シャンプー
ラウロイルメチルアラニンNa/A、サピンヅストリホリアツス果実エキス(保湿)- スムースリペア シャンプー
ラウロルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、サピンヅストリホリアツス果実エキス(保湿)
ここでやっと洗浄成分が出てきましたね。
シャンプーでは1番大事な成分なので、2種類とも含まれている「ラウロイルメチルアラニンNa/A」について紹介します。
この成分は「アミノ酸系」に含まれる成分です。
- 仕上がりがしっとり
- 洗浄力が弱い
- 安全性が高い
つまりラウロイルメチルアラニンNa/Aは、皮脂が落ちにくい分、保湿されやすくなっています。
しっとり系であるAMディープモイスト シャンプーは、この洗浄成分のみ。
さらさら系であるスムースリペア シャンプーは、ココイルメチルタウリンNaが含まれています。
- 仕上がりがサッパリ
- 泡が洗い落としやすい
- でもきしみにくい
ラウロイルメチルアラニンNa/Aよりも、洗浄力が強め。
これを掛け合わせることで、アミノメイソンの種類を増やせているわけですね。
さらに濃厚な泡に仕上げるために、サピンヅストリホリアツス果実エキスを使っています。
この成分も洗浄成分ですが、奈良時代から使われている天然成分で安心!
保湿力もあるので、リニューアル後のアミノメイソンは、保湿力が高いのがわかるでしょう。
アミノメイソンのリニューアル点:もっと保湿成分が追加された
プレスリリースの記事をよく読んでみると、まだ追加された保湿成分が残っていました。 それが以下のようになっています。
- ミルク由来成分 ※AMディープモイスト(シャンプー、ヘアトリートメント)
加水分解乳タンパク(牛乳)、ヨーグルト液(牛乳)(全て保湿成分)- ミルク由来成分 ※AMディープモイスト(マスクパック、ナイトクリーム)
加水分解乳カゼイン、ヨーグルト液(牛乳)(全て保湿成分)- はちみつ・アボカド油・チェリモヤ
加水分解チェリモヤ果実エキス- マンゴスチン
加水分解マンゴスチン果実エキス
シャンプーにここまでの保湿成分を追加するなんて、本当にアミノメイソンを新しくさせたいのが伝わりました。
しかもどの成分も天然成分なので、肌が弱い人にも安心して使えますね。
他のアミノ酸シャンプーよりも、保湿力が高いものを求めている人には、新生アミノメイソンはおすすめです。
今回の アミノメイソン のリニューアルは中途半端だな…
ここまでアミノメイソンがリニューアルした内容を紹介してきました。
一見保湿力が高くて、魅力を感じる商品と思えたかもしれません。
ところが個人的に思ったのは、少し保湿力がありすぎるシャンプーかな?と思いましたね。
じつはシャンプーで1番コストがかかってしまうのは、洗浄成分だったりします。
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洗浄力が弱い成分はコストがかかってしまいますが、それをなるべく減らして保湿成分で補う。
このやり方でリニューアルしたアミノメイソンが、作られているように感じました。
その割に1,400円と、市販のシャンプーだと少し高い上に、人をかなり選ぶシャンプー。
つまり中途半端なので、「安物買いの銭失い」をしたくないのなら、市販以外のシャンプーを使いましょう。
そのほうが頭皮や髪のコンディションが、かなり違うと個人的に思います。
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10種類以上のスカルプ成分を追加配合し、天然保湿成分でこれ一本でシャンプー&トリートメント&スカルプケアを完結。