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「 若ハゲ 」と「若白髪」の心臓病リスクは5倍以上って本当!?検証結果から見えた可能性を探る!

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最近では、薄毛の悩みも芸人さんのネタとして、コンプレックスを武器にしていける時代になりましたが、「若ハゲ」と「若白髪」は何だかそう簡単に見過ごせない悩みかもしれません。

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実は、インド心臓病学会による近年の研究により、若ハゲと若白髪は、そうでない人に比べ、心臓病リスクが5倍以上になるということが判明したのです。

今回は、そんな重要な若ハゲや若白髪に悩む人にとって重要な、最新の研究結果について詳しく解説していきます!

【研究結果】 若ハゲ の心臓病リスクは5.6倍で若白髪よりも要注意!

まず、2017年11月30日に発表されたインド心臓病学会による研究結果から発表すると、「若ハゲ」は、普通の人の5.6倍まで心臓病リスクが高くなり
一方で「若白髪」は普通の人の5.3倍の心臓病リスクになる
とのこと。

若ハゲ

これを聞くと、両者にさほど心臓病リスクの差はないように思えますが、それでも若くして薄毛に悩んでいる人の方が、心臓系の病に注意する必要があるのが一目瞭然ですよね。

ではそもそも、若ハゲは何が原因で起こるものなのでしょうか。

遺伝なのか、それとも何かが頭皮環境に悪い影響を与えているからなのか、詳しく探ってみましょう。

若ハゲになる主な原因とは?

心臓病リスクが高いとされている若ハゲは、主に以下の5つの原因が挙げられます。

 生活習慣の乱れ

 ヘアカラー剤、パーマ剤などの使用と積み重ね

 アルコールの過剰摂取

 男性型脱毛症

 遺伝

これを見ると分かる通り、遺伝以外、薄毛の悩みは年齢に関わらず、誰しも起こりうるものなのです。

なので、若ハゲというよりは、ハゲてしまう原因を自ら知っておき、若いときから対策しておくことが最も重要となってきます。

また、心臓病リスクが高いとされる若白髪についても、同様の原因が考えられるので、注意して若いときから予防しておきましょうね。

 

どのような研究で、なぜ若ハゲ・若白髪に高い心臓病リスクが判明したのか

若ハゲと若白髪が心臓病リスクが高いことのバロメーターになると上記で説明しましたが、そもそもなぜこんなことが判明したのかというのも、実際凄く気になりますよね。

これからは、この研究結果に至った背景について詳しく解説します。

欧州心臓学会(ESC)の調査レポートから分かる研究内容

今回は、2000人以上の若ハゲもしくは、若白髪の症状があるインド人男性を対象とし、彼らに冠動脈疾患との関係があるのかについて詳しく調査されました。

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この冠動脈疾患とは、動脈硬化の症状があらわれて血流がわるくなり、心臓まで十分な血液や酵素が供給されなくなってしまうもので、心筋梗塞や心臓発作などの心臓病の大きな原因として挙げられます。

そこで、まずは40歳以下の冠動脈疾患のある790人の男性と、健全な男性を1270人集め、血液検査、病歴の有無、心臓検査、などを細かく行った後に、若ハゲに悩んでいる症状の度合いにより彼らを3つのグループに分けました。

すると、冠動脈疾患のリスクが高くなるにつれ、抜け毛や薄毛の度合いも高くなっており、白髪も同じく多いことが判明したのです。

このような研究により、若ハゲ・若白髪に悩む人ほど心臓病リスクが高く、薄毛業界にとって新たな課題がまた生まれてしまう結果となりました。

さらに、実際にこの研究へ携わったインドのU.N.メーター心臓病研究センターのカマル・シャルマ博士は、“禿頭症(トクトウショウ:頭髪が抜け落ちる病気)と早発性灰色化(白髪)は冠動脈疾患の危険因子と考えられるべきだ” と発言しています。

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これを受けたESCのニュースリリースも、 “2つの要因は実年齢よりも生物学的な年齢を示すものであり、心臓の健康リスクの判断に有用な可能性がある” と掲載しこの研究結果についてとても大きくと取り上げています。

まさか若ハゲや若白髪といったヘアトラブルが、体の健康リスクを示すものであったとは、とても驚きですよね。

 

一方で今回の研究結果に「ちょっと待った!」という意見も…

皆さんは今回の研究結果、そしてその研究背景を聞き、どう感じたでしょうか。

ニューヨーク州ロングアイランドにある病院のデビッド・フリードマン博士は、“さまざまな人種に対象を広げる必要がある” とこの研究背景について意見を示しています。

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確かに、今回の研究は、日本人と食生活や生活リズムの異なるインド人による調査の結果になります。

ただ、ここで断言できることでいうと、心臓病は、毛の抜け落ち具合、薄毛に悩む年齢、白髪だけがリスクを高めることではないということです。

また、上述した通り、若ハゲや若白髪になる原因として、睡眠・食事・ストレスなどに関わる「生活習慣の乱れ」も大きく影響してくるため、今回の研究結果は、事実ではあるものの、それだけが心臓病リスクのバロメーターにはならないと言えるでしょう。

この結果は国内でも反響を呼び、大手サイトでも様々な意見が上がっておりました。以下少しご紹介したいと思います。

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若ハゲって言うと、20代とか30代前半とかでハゲた人を指すと思う。40くらいだと結構いるし。

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大学生とかでもかなり薄くなってる人がいた。4〜50代並だったけど心臓病のリスクが高いのかな?

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かと言って白髪を治す方法ってないですよね?
確実な方法があるなら教えてほしいものです。

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女性の場合はどうなんでしょうか…。
29歳で出産してから白髪が激増で、30歳に白髪染めデビューしました(泣)
産後のホルモンバランスの乱れだと思ってたのですが、この研究結果が女性にも当てはまるなら心疾患にも気をつけないと。

若ハゲ(薄毛)・若白髪は健康自体に対して危険信号になる可能性も!?

この度の調査内容を総合して振り返ってみれば、生活習慣の乱れは、心臓病リスクを高め、尚且つ白髪や薄毛の進行を早めてしまう大きな原因となり、しっかりと年齢に関係なく健康管理に徹底した生活をしていくことが最も重要になるということ。

そして、髪の毛が早い段階で抜け落ちたり、白髪になったりするのは、遺伝でない場合、髪の毛に栄養を十分に送られる頭皮環境が整っていない証拠です。

よって、今回の調査目的であった心臓病リスクの有無ではなく、他の病気についても白髪、薄毛の悩みは間接的に関わってくる症状でもあるので、若いうちから対策しておきましょう。

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キャピキシルの他、注目の最新成分「リデンシル」と高い効果が見込める成長因子「EGF」を配合した唯一の育毛剤。
さらに独自の浸透技術「C.I.P設計」は浸透のみだけでなく、成分を長く留まらせることも可能にしており、非常に考えられた育毛剤と言えます。

 

また、まだ健康で真っ黒なふさふさヘアーであっても、「将来薄毛に悩まされそうで不安…」、「白髪が出てきたらどうしよう」という方も、現在の生活習慣を見直して早めに健康とヘアトラブルケアをしておくことは、決して損になりませんので、これを機会に考えてみてはいかがでしょうか。

私自身、個人的に「若いときから薄毛対策はしておくべきだったなぁ」と実感しているひとりでもあるため、若ハゲの悩みがある方は、ただちに対策しておくことをおすすめします!

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記事作成者

発毛君

 

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