普段、お風呂上りに ドライヤー って使っていますか??
女性は大多数の方が使用していると思いますが、男性は案外使っていないという方が多いのではないでしょうか。中には「ドライヤーを使うと髪が傷んでハゲる」と真剣に思っている方もいらっしゃるようです。
でももうしそうだとしたら世の中の女性はみんなハゲてしまうという事になりますよね。
実は髪は ドライヤー を当てない方がよっぽど髪に悪かったりします。
そこで今回は正しいドライヤー法と薄毛を喰いとめるポイントについてご説明したいと思います!
ドライヤー を使うメリット・デメリット
ドライヤーを使うメリットという事は裏返せば、自然乾燥をすることによるデメリットと言い換えることが出来そうです。
自然乾燥は一見とても髪に優しそうですが、実はそうではありません。
髪は水分を含むと、キューティクルが開いたままの状態になってしまうのです。そのままにしておくと非常にダメージを受けやすい上に 水分が失われやすくなり、くせ毛や切れ毛、また枝毛の原因になってしまいます。
更に悪いことに頭皮には生ぬるい水分が残ったままとなり雑菌の温床となり、常在菌も異常繁殖する可能性があります。
そのままベットに寝転がろうものなら…。その方の枕がどういう状態になっているなんてことは想像したくありませんね。
生乾きが頭皮の匂いの原因となるばかりか、異常繁殖した細菌が炎症を引き起こし抜け毛・脱毛の原因にもなってしまうのです。
そんなことにならないためにもドライヤーがけは必須です。
しかし、そんなドライヤーだって、ただかければ良いってものではありません。
必要以上にかけすぎたり、また温度を誤ったりすれば、これもやはり髪にダメージを与えてしまします。
事項では正しいドライヤーのかけ方についてご紹介いたします。
ドライヤー の正しい使い方
まず正しい使い方の前に、正しいドライヤーを使っているかどうかです。
マイナスイオンや遠赤外線などの謳い文句に煽られて、高級なドライヤーを買う必要は全くありません。それらは非常に重い場合が多く、毎日使うものとしては大仰すぎるかもしれません。
むしろ、必要最低限の機能で軽くて使い勝手が良いドライヤーを進んで選ぶべきです。
ただし1000ワット以下のドライヤーでは風量が少なすぎるなんてこともあり得ますので 目安として1000~1200ワットのものを選ぶと良いでしょう。
ターボ機能はあってもなくても良いと思います。(私はないものを使用しています。)
パナソニック ヘアドライヤー ターボドライ1200 青 EH5101P-A
それでは正しいドライヤーの使用方法についてです!
①まずはしっかりタオルドライ
そんなことをする人はまずいないと思いますが(汗)、お風呂上りにいきなりドライヤーをかけるのはNGです。
先程も書きましたが、ドライヤーを当てすぎると熱により毛が傷んでしまいます。 そのため、ドライヤーによる乾燥は極力短い必要があるのです。
まずはしっかりとタオルで水分を拭き取りましょう。
割合としては水分の9割はタオルで拭き取ってしまうイメージで行うと良いです。
その際、決して力を入れて拭かないことです。 力を入れたり爪を立てたりすると、髪だけでなく頭皮にも傷がついてしまい、炎症を起しやすくなってしまいます。
②ドライヤーは最低15cmは離して使う。
もちろんドライヤーは吹き出し口に近ければ近いほど高温になります。
1200ワットのドライヤーですと吹き出し口の温度は140°を超えます。
髪は元来、頭皮を熱や、紫外線から守るために存在しますが、自然界で140°を超えるなんてことは火以外にありえません。したがって、そこまでの高温に長時間さらされると、当然髪に良いはずがないのです
※吹き出し口と熱風のグラフ
1200ワットドライヤーの15cmの距離だと、大体90°前後の温度になります。20cm離せば、70°前後にまで落ちるので更に髪には優しくなります。
少なくとも15cmは離して使うようにしましょう。
③襟足から頭頂部にかけてドライ
ドライヤーは下から上へを意識して、スピーディーに何度も繰り返してかけます。
ここは地味に手の筋力を使いますので、軽いドライヤーだとやりやすいです。
ドライヤーを握っていない方の手は、髪を一束ずつ別ける様にしてあげると、空気と熱が伝わりやすくなってなお良いです。
あてる時間は、一般的な男性のショート~ミディアムヘアであれば2~3分、長めの方なら5分程度でしょうか。 風が決して一か所に留まらないように満弁なくかけるようにしましょう。
④最後は冷風でクールダウン
ここまで来ればあと一歩です!
今度はどの ドライヤー にも必ず搭載されている、クール機能。つまりは送風の事ですが(;^_^A
このクール機能に切り替えましょう。
こうすることにより、熱や水分で開いていたキューティクルがしっかりと閉ざされツヤのある髪になります。
また必要以上に水分が失われることもなくなり、髪を痛みから守ることができます。
いかがだったでしょうか。
簡単ですが、毎日続けるのはなかなか大変。習慣になるまで忘れずに頑張りましょう。
尚、育毛剤や保湿剤を使っている方は、乾燥後に行ってください。 しっかり乾燥した後なら水分と混じることもなくなり、本来の力が発揮されるはずです。
もし、今までドライヤーを使っていなかった方は早速今日から実践してみてください。 直ぐに自然乾燥との違いに気付き驚かれることでしょう。
シャンプーの記事と併せて読まれることをお勧めいたします。
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