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ストレス で白髪になるメカニズムをハーバード大の研究チームが解明!マリーアントワネットの逸話は真実だった?

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フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットは処刑されるショック(= ストレス )で一日にして白髪になってしまった。

逸話として有名ですが、今日でこの話を本当だったと信じている方はほとんどいないでしょう。

しかし、もしかしたら本当にショックで白髪になってしまったのかもしれません。

今回米ハーバード大学が発表したニュースによると、本当に人はショックで白髪になってしまうそうなのです。

ストレス で白髪、メカニズム解明。米大研究チーム

ストレス

【ニューヨーク時事】フランス革命で処刑された王妃マリー・アントワネットは、処刑前夜に一晩にして白髪になった―。こんな言い伝えがあるほど、強いストレスと白髪は関係が深いと考えられている。

米ハーバード大の研究チームはこのほど、ストレスが白髪をつくるメカニズムを解明し、22日付の英科学誌ネイチャー電子版に論文を掲載した。

研究チームはマウスにストレスを与え、白い毛が生えてくる過程を観察。ストレスを感じると放出される神経伝達物質のノルアドレナリンが、毛根付近の細胞を過剰に活性化させることが原因だと突き止めた。

毛根付近にある幹細胞は通常、髪が生える過程で徐々に色素細胞に変化し、髪の色素を生成している。ところが、ノルアドレナリンによって過度に活性化すると、急速に色素細胞へと変わり、枯渇してしまうという。

Yahoo!ニュース

>>ノルアドレナリンによって過度に活性化すると、急速に色素細胞へと変わり、枯渇してしまうという。

色素細胞が一気に枯渇してしまうとその後は髪に色素が吸着せずに白髪になってしまうそうです。ノルアドレナリンは神経伝達物質の一種ですが、激しい運動を行った際にも分泌されることがわかっています。

白髪で悩んでいる方は、運動しすぎてもヤバいという事なんでしょうか?続報が気になる所です。

マリーアントワネットの一晩で白髪は本当か?

ストレス

1839 © Philippe Berthé / CMN

言い伝えによればマリーアントワネットは処刑のショックで一晩のうちに白髪になってしまったそうです。

今回の研究でこれが裏付けられることになるのでしょうか?

結論から言えば、この研究を以てしても一晩で白髪になることは有りえなさそうです。

何故なら、髪が生える過程で白髪が急速に発生することはあっても今生えている髪の色素には関係が無いためです。

色素を形成するメラニン色素は非常に壊れにくい性質を持っているため、一度生えてしまうとほとんど変化しません。 強力なブリーチ剤などでやっと脱色できるほどに強い色素なのです。

ただ今回の結果を見ると、相当のショックを受けた場合に一気に色素が無くなり切り替わるように白髪が生えてきてしまうという可能性は否定できないですよね。

マリーアントワネットは死刑宣告の翌日には処刑されているので、徐々に白髪になったのを人々が尾ひれを付け伝説化したということも考えにくいのですが、果たして真相は。。

Twitterの反応は?

 

 

 


Twitterでもこの話題はかなり多くの人が注目している事が伺えます。

2019年にはネイチャーラボから自然な黒髪を作る新処方「ブラックリバース」を配合した製品が発売される等、現代の白髪ケアはかなり進んできています。

今後 ストレス や運動での白髪も防げるようになるのかもしれませんが、そもそも白髪になるほど体に負担をかけないように注意したいものですね!

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記事作成者

発毛君

 

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