近畿大学薬学部医療薬学科・公衆衛生学研究室教授の川﨑直人氏と近畿大学医学部奈良病院・皮膚科教授 山田秀和氏、及び株式会社毛髪クリニックリーブ21が、大阪国際会議場で開催される第18回日本抗加齢医学会総会にて「男性型脱毛症(AGA)とヘモグロビン量または ストレス との関連性に関する基礎研究」を優秀演題受賞講演として共同発表することを発表しました。
ストレスがAGAに悪影響を及ぼしていることはなんとなく予想がつきますよね。
ただ現状として、なかなかそれを直接解明するといった機会が少なかったのですが、なんと今回はそのAGAとストレスとの関係性を解析し発表するんだそうです。
薬学部の教授や医学部の教授に加えあのリーブ21も研究に加わっているようで目が離せませんね!
最近リーブ21は立て続けに研究発表してて頑張っている印象です。
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それでは早速発表予定の内容をお伝えいたします!
AGAと ストレス の関連性・今回の発表のポイント
この研究は、20歳~40歳代のリーブ21会員の男性45名を対象に行われたそうですが、「REVE21 簡易分類」を用いて 「軽症群」と「重症群」に分類し、ストレスや運動、食生活といった生活習慣などのアンケート調査を行ったそうです。
併せてヘモグロビン推定量も測定し、AGAとヘモグロビンの関連性についての可能性についても「脱毛症の改善や早期発見」に寄与できるかもしれないとしております。
ちなみに公式PRによると、今回の発表のポイントは以下の3点を挙げられております。
近畿大学とリーブ21による、産学連携に基づいた長期共同研究の成果
男性型脱毛症 (AGA)と血流やストレスとの関連、予防に関わる原因を解析
日本抗加齢医学会総会にて、優秀演題受賞講演として共同発表
日本抗加齢医学会総会という学会について調べてみましたが、かなり本格的な学術集会のようです。
PDFにて確認すると、この総会中に少なくとも100前後の発表が行われるようなのですが 今回の発表は「優秀演題受賞講演」だということなので、かなり期待されているという事がわかりますね。
発表概要
■日 時:
平成30年(2018年)5月25日(金)10:40~12:00の間で約10分間の発表
■場 所:
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)会議室1001+1002(第4会場) (大阪市北区中之島5-3−5、京阪中之島線「中之島(大阪国際会議場)駅」2番出口すぐ)
■演 題:
男性型脱毛症(AGA)とヘモグロビン量またはストレスとの関連性に関する基礎研究
■筆頭演者:
近畿大学薬学部医療薬学科 公衆衛生学研究室 教授 川﨑直人
これ以上の発表は5/25の学術集会にてということになるでしょうが、今後こういった研究が進むと 我々が受けられる恩恵も大きくなりますので、どんどんやってほしいところですね(笑)
今回はあくまで基礎研究の発表という事ですが、今後ストレスとAGAの関連性が解明されれば、今までと全く違ったアプローチからの治療が出来るようになるかもしれません。
また情報が入り次第追ってご報告したいと思います!