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【後編】リーブ21 が発表!!育毛材料候補はユーカリだけじゃなかった! ペパーミント で抗男性ホルモン作用を確認

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リーブ21が先日ユーカリに抗男性ホルモン作用があるという事を発表し、AGA対策(男性用の薄毛対策)に利用への期待が寄せられておりますが、実はこれに同じく
ペパーミント についても同様の発表がされています。

前編はこちら

ユーカリとペパーミントは、どちらもスーッとした清涼感のある香りで、確かに似た働きをしてくれそうですが、育毛に利用が期待される背景も同じなのでしょうか。

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後編としまして、ペパーミントの抗ホルモン作用がどう育毛を手助けするのかについて、前回のユーカリ同様に分かりやすく解説していきたいと思います!

ペパーミント がAGA対策の期待材料になったワケとは?

【発表概要】
リーブ21は、成人男性によくみられる髪が薄くなる男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia, AGA)の発症メカニズムを明らかにし、そのメカニズムに沿って発症を抑制する天然成分を研究しています。 その中で、近年、多様な生理・薬理活性が解明されつつあるシソ科香草類の抗男性ホルモン作用を選別検査した結果、シソ科香草類の中でも特にペパーミント(セイヨウハッカ)の抽出物に顕著な抗男性ホルモン作用を確認。 このペパーミントが持つ抗男性ホルモン作用は、男性型脱毛症 発症の抑制に効果が期待できると考えています。

シソ科の香草類は古来より人類と馴染み深いもので、食品に香りや味を付与し嗜好性を豊かにする目的で利用され、近年では香草類のもつ機能の解析が進み、多様な生理・薬理活性が解明されつつあります。

ペパーミント

リーブ21の今回の研究発表では、ペパーミントがユーカリ同様に男性型脱毛症の原因となる男性ホルモンを抑制すると発表しておりますが、実はペパーミントのヘアケア効果はこれだけではなかったのです。

ペパーミントが育毛・発毛界に進出されるのはもう間近!?

2014年の韓国の啓明(ケミョン)大学が発表したペパーミント油の育毛促進効果についての報告では、抗男性ホルモン作用ではなく、「発毛作用」そのものが報告されています。

この実験ではマウスの背中に

 食塩

 ジョジョバ油(ホホバオイル)

 ミノキシジル(3%)

 ペパーミント油(3%)

の4種類に分けて1ヶ月間実験として塗布し様子を見ていたところ、なんとこのうちのペパーミント油が他とは桁違いに発毛作用が現れたのです。

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画像が小さくて分かりづらいのですが、ミノキシジル3%より発毛してるってどういうこっちゃ… (゜ロ゜)

一方こちらが、リーブ21が発表した今回の試験データになります。

【方法・結果】
①5α-リダクターゼ阻害試験:ラット肝臓由来5α-リダクターゼ粗酵素とテストステロンの反応阻害率を測定
②受容体結合阻害試験:3日間のテストステロン処理を施したLNCaPの細胞生存率に対する阻害率はWST-8試薬を用いて測定
③男性ホルモン応答遺伝子の発現解析:上記同処理の24時間後に回収した細胞のPSA遺伝子の発現量を定量

総括 男性ホルモン活性の阻害を目的とし、AGAの作用機序にそった3つの観点からスクーリングを実施。 ペパーミント抽出物はいずれの試験においても顕著な抗男性ホルモン作用を示した。”

これは医薬品で言えば、ミノキシジルとフィナステリドの双方の役割をペパーミントが同時に持っているという事になります。

今話題の大谷翔平選手ではありませんが、ペパーミントも「育毛の二刀流」になれるのかもしれません!?

ペパーミント のエキスはユーカリと同じく育毛・発毛の注目材料

今回は前後編にわたり育毛・発毛界の新事実として、ユーカリとペパーミントの研究と過程を詳しく解説してきました。

これらはどちらも自然由来の成分であり、マウスやラットの背中に単純に塗布する実験ではありますが、結果を見る限りでは市販のユーカリオイルやペパーミントオイルを塗ればAGA対策になるということが分かりました。

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もちろん、天然由来といえど、これは自己責任で行う必要がありますが、例を挙げると、

 普段使っている育毛剤or発毛剤+ペパーミントオイル

 普段使っている育毛剤or発毛剤+ユーカリ

 普段使っているシャンプーorコンディショナー+ペパーミントオイル

 普段使っているシャンプーorコンディショナー+ユーカリ

などという髪の毛に作用させたい方用として、様々な使い方も明日から出来るわけなんですよね。

まあ確かにオーガニックで無添加の天然エキスであれば、頭皮の肌を傷つけることなく育毛・発毛ケアにも安心して活用できるかもしれません。

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ユーカリと同様に、ペパーミントタイプの育毛剤・発毛剤が開発されれば、清涼感アップのヘアケア剤として夏には特に大活躍しそうです。

これからも新しい続報に注目しておきましょう。

今後リーブ21からこれらを配合した育毛剤が発売される可能性

最後に、前回の冒頭でも申し上げた、「今回なぜリーブ21がこのような成分効果の発表を行ったのか」という事についてですが、これは結果として自社からこれらの成分を配合した育毛剤を発売する可能性が挙げられます。

ラットの実験結果がそのまま同じように人間の頭皮・毛髪にも作用するのであれば選択肢は「買い」しかありませんが、やはり実際に使用している方の経過を見てから判断されるのが無難です。

シャンプーもそうですが、育毛剤を変えることで抜け毛が一時的に増えるということが結構報告されていますので、出来れば始めからご自身に合ったものを選びたいところです。

発毛ライフでは読者の皆様が育毛剤選びを間違えないように、紹介する際は慎重に、成分はひとつひとつ分析し、実際に使ってみる!をモットーにこれからも運営していきますので、どうぞよろしくお願いします!

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記事作成者

発毛君

 

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