薄毛で悩んでいる人は、何をしても効果が出ない…。
そう思っている方は相当数いると思いますが、そんな中「抜け毛を科学する」というラジオ番組で、医師が衝撃的な内容を話していたと話題になっていました。
日本のハゲ研究の第一人者、板見先生によるハゲ対策について pic.twitter.com/TvpS9Bk6ev
— くまちゃん (@boooonsai) December 25, 2018
このツイートでは、医師が「ハゲる時はハゲる」と言っていたというんです!
「薄毛は予防すらできないのか…」
男性の多くは絶望したことでしょう。
事実を確認すべく抜け毛を科学するという番組について調べていくと、ある内容がわかりました。
結論から言ってしまうと、そこまで落胆する必要はありません!
なんでここまで言えるのか、抜け毛を科学するという番組について、詳しく見てみましょう。
「 抜け毛を科学する 」という番組とは?
そもそも抜け毛を科学するという番組は、どのような番組なのか、非常に気になるところ。
この番組はNHKのラジオ番組。
「板見智」という医師が、薄毛は何をしてもハゲると発言したのがキッカケです。
▶どんな内容だったの?
ではどのような内容の発言をしたのか、もっと具体的に見てみましょう。
人間の体に詳しい医師が、薄毛について言及したわけですから、何か参考になる部分もあるかもしれませんよね。
ちなみにかなりショックを受ける人もいるでしょうから、それなりに覚悟して読んでください。
Q.毛穴に詰まった汚れを取るとハゲない? A.本来皮膚の汚れ程度で毛の成長は止まらないから、毛穴をきれいにしてもハゲるときはハゲる。Q.生活習慣を改善したらハゲない? A.統計上30年前の生活習慣や食事と今と比較してもハゲの数に変化は無いので、ハゲるときはハゲる。
Q.海藻を食べると毛が生える? A.単なる色の連想ゲーム。海藻だけでは毛は生えない。
Q.頭皮が硬かったり薄いとハゲるのでマッサージすると良い? A.50年前の迷信。男性型脱毛症では頭皮が柔らかく血流がよくてもハゲるときはハゲる。
Q.炭酸で頭を洗うと毛が生える? A.生えない。気持ちがいいだけ。
Q.ノンシリコンシャンプーは頭皮に優しい? A.科学的に否定されているのでどちらでもよい。
Q.頭が蒸れるとハゲる? A.関係ない。ハゲる人はハゲる。
Q.体毛が薄いとハゲない? A.関係ない。ハゲる人はハゲる。
Q.白髪の人はハゲない? A.関係ない。ハゲる人はハゲる。
※引用:netgeekより
結局のところ何度も言っているように、どのような対策をしても、ハゲる時はハゲると言っていました。
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今までたくさんの薄毛対策があったでしょうが、その対策は意味がなかったと思うと、少しむなしくなってしまいます…
ここまで断言してしまう医師とは、どのような方なのでしょうか?
▶板見智先生とは?
抜け毛を科学するという番組で件の発言をされた医師とは、板見智先生です。
大阪大学医学部医学科卒業。皮膚科医であり、日本の毛髪研究の第一人者。
現在は大分大学医学部客員教授。
大阪大学医学部附属病院で、水曜午後に外来を担当している。
※引用:Fridayより
大学院の教授を務めたほどの実力がある医師。
さすがにここまでの先生が言ったとなると、薄毛で悩む人は絶望しかないでしょう。
さらに板見先生について調べてみると、もうひとつの顔があることが分かりました。
■アデランスランチョンセミナー講演概要 座長 大分大学医学部
客員教授 板見 智先生
※引用:アデランスのプレスリリースより
どうやら、板見先生は薄毛界では有名な「アデランス」と、深い関わりがあるようです。
これを見ると、今までの発言に少し違和感を覚えるのと同時に光明が見えてきました!
板見先生に限ってそんなことはないとは思いますが、もしかしてア○ランスに忖度してる!?
いやいや早まってはいけません。その真相をもう少し調べてみましょう。
「 抜け毛を科学する 」で話した板見智先生の指摘は本当?
抜け毛を科学するという番組で出た、薄毛対策全否定。
その板見先生の背景がわかったところで、この発言に信憑性があるのか見てみましょう。
信頼性の高いところを参考にして、板見智先生の発言を読み解いていきますね。
▶髪が薄くなる原因はたくさん!答えが的確なものは多い!
抜け毛を科学するという番組の板見先生は、ほとんどの薄毛対策を否定していました。
以下全て、ハゲる人はハゲる。とのこと。
- 毛穴に詰まった汚れを取るとハゲない?
- 海藻を食べると毛が生える?
- 頭皮が硬かったり薄いとハゲるのでマッサージすると良い?
- 炭酸で頭を洗うと毛が生える?
- 頭が蒸れるとハゲる?
- 体毛が薄いとハゲない?
- 白髪の人はハゲない?
こうストレートに否定されるとなぜ!?という疑問がまずは湧いてきますが、そもそも薄毛というのは、たくさんの原因で髪が薄くなってしまいます。
薄毛の原因としては、以下の4つの説があると一般的に言われています。1.血液循環不良説 髪の毛は毛乳頭にある毛細血管から栄養を補給されて成長します。血流が悪くなると成長が鈍り、髪の毛は抜けやすくなります。
2.男性ホルモン説 遺伝的に男性ホルモンに影響される感受性を持つ人にみられます。男性ホルモンの影響で、毛乳頭細胞の分裂が抑えられると考えられています。
3.脂漏説 皮脂が異常に多く分泌されると、毛穴が詰まったり、皮膚に炎症が起きるなど、髪の成長を阻害します。
4.頭皮緊張説 成長などにより、頭皮が突っぱって頭蓋骨と頭皮の間の血管を圧迫することにより、血流が悪くなって毛乳頭細胞の活動が低下するといわれています。
これらの4つのうちのどれかひとつが薄毛の原因とは限りません。
複数の原因が互いに影響しあっている場合も多いと考えられます。
※引用:くすりと健康の情報局より
結局のところ、何が原因かハッキリしていないのがわかりますよね?
つまり上記で質問されていた内容をすれば、薄毛がよくなるとは言えません。
薄毛で悩んでいる人は、さまざまな対策をしたほうが良いということは間違いないでしょう。
▶生活習慣が薄毛の原因であると書いた公的文章はある
何をしてもハゲるという言い方は、少し極論なのがわかりました。
「生活習慣を改善したらハゲない?」
さらにこの質問での先生の見解をひも解いてみましょう。
「統計上30年前の生活習慣や食事と今と比較してもハゲの数に変化は無いので、ハゲるときはハゲる。」
何かしらデータを見て判断しているのはわかりますが、そもそも薄毛というのは、様々な原因が重なって、薄毛になります。
「飲む発毛剤」として有名なハツモールには以下のような説明文が書かれています。
抜け毛、薄毛の原因は遺伝、生活習慣、ストレス等 個々の体質により異なり、その治療法は多種多様です。※引用:ハツモール・内服錠より
生活習慣も薄毛の原因だと書かれているので、一概に生活習慣が関係ないとは言えません。
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様々な原因が合わさって、薄毛になっているので、生活習慣も意識したほうがいいのは明白です。
ではなぜ先生はここまで言い切ったのでしょうか!?
▶結局は薬を使うか、毛を植えろ
上記でも紹介したように、板見先生曰く「ハゲるときはハゲる。」ということです。
我々としては到底納得できませんが、こういった意見もあることを真摯に受け止めて育毛に励むしかありません。
さらに先生は、次のような発言を付け加えていました。
(1)フィナステリドを試す。製品名はプロペシア(皮膚科医で処方してもらう)(2)市販薬のリアップ×5を使う
(3)(1)と(2)の併用を続ける
(4)最低でも半年から1年続けて、効果を確認する。自分も周囲の人も効果が出ていると実感できたらそのまま継続
(5)効果がない場合、あるいは一気に髪を増やしたい場合は自毛植毛がオススメ。100万~150万円ぐらいかかるが一生抜けないので安上がり。
※引用:netgeekより
薄毛対策は、薬を使えば大丈夫と言っているわけです。
さらにさらにそれで効果がない場合は、植毛などの増毛までおすすめしています。
植毛はアデランスで受けられるサービス。
アデランスのサービス一覧
- 増毛ピンポイント® バイタルEX
- 新増毛/ヘアシステム
- 育毛・発毛サポート
※参照:アデランス公式サイトより
結論として板見先生は「アデランスに行け」ということでした!
「 抜け毛を科学する 」の内容をすべて鵜呑みにしなくていい
抜け毛を科学するという番組が話題になったのは、出演していた板見先生が、薄毛対策をすべて否定したからです。
ところが薄毛対策の原因は、色々なものが合わさって起こります。
薄毛対策はすべて効果がないないわけでなく、原因に合わせた対策が必要です。
- 頭皮の状態を整える:育毛剤orシャンプー
- 抜け毛対策:生活習慣を整える
- 血行促進:運動or筋トレ など
このような対策を試して、髪の状態を見ながら続けてみるのがおすすめです。
最後まで希望を捨てちゃいかん!ですよ!