メセル発毛・美顔サービスを東京・愛知の2つの専門店で展開する株式会社日本ナチュラルエイジングケア研究所が、“毛を生やす”こと自体ではなく、生やす前の“健全な頭皮・頭髪環境作り”を追求した、『メセルSDFシャンプー』と 『メセルSRエッセンス』を、2016年7月28日(木)より販売開始しました。
本商品は、再生医療由来の技術と体質改善を組み合わせた、AGA医薬品に頼らない独自の発毛技術「発毛HCR法」を補完するために、1,000人以上の薄毛症例をもとに研究開発したものだそう。
『メセルSDFシャンプー』には、新技術「U-SDF(特殊選択洗浄性機能)」を駆使しており、『メセルSRエッセンス』にはノーベル賞成分「フラーレン」など10種類のポイント成分を配合しているということです。
薄毛治療と言えばまず思い浮かぶのが、クリニックでの医薬品を使った治療、育毛剤等を使用した自宅でのケア、またリーブ21等の発毛サロンでの治療などです。
メセルの発毛HCR法というものは正直あまり知らなかったので、最初はHARG治療法とかと同じようなものかと思っていたのですが、よくよく調べてみると発毛HCR法はかなり独自の薄毛治療技術だということがわかりました。
もし、あなたが少しでも現在の薄毛治療に不満を持っているのだとしたら、今回ご紹介する発毛HCR法を検討してみても良いかもしれません。
これは従来のHARG療法などの再生療法とも違う「本当に髪を生やす」ためのプログラムになるかもしれませんよ!
メセルが行う発毛HCR法とは
日本ナチュラルエイジングケア研究所が開発した「発毛HCR法(Hair Cell Revitalization)」は、最先端の再生医療由来の技術と、専門システムによるAGA/FAGA体質の改善を行うことを組合せた発毛法です。
AGA医薬品を使用しない当社の独自技術とノウハウにより、ナチュラルで信頼性の高い発毛を実現します。
出典元:メセル 公式ホームページ
なんでも、研究機関と共同開発し最適化された発毛HCRカクテルというものを使用した「細胞周辺技術」という再生医療由来の発毛法だそうです。
数百種類のサイトカイン(免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質)の集合体である発毛HCRカクテルをエレクトロポーレーションで頭皮に導入することと、食事や生活習慣の改善を組合せることで高い発毛率を実現します。
細胞周辺技術とはES細胞やiPS細胞のように直接細胞を作り出すというものではなく、今ある細胞が適切に働くような環境を作る技術のことで、安全性が高いのが特徴です。
とはいうものの、専門的なお話なのでなかなか理解しにくいと思います…笑
そこで今回、発毛ライフで分かり易く「発毛HCR法」をまとめてみました!
AGA治療薬を止めたい方や、いまいち効果が感じられなかった方にこそおススメだということなのですが、その理由はどんなところにあるのでしょうか?
データが示す発毛HCR法の発毛力
医薬品と比べ、発毛HCR法の効果が極めて高い事を示す一つのデータを見つけました。
こちらのデータは製薬会社が発表したプロペシアのデータと発毛HCRコースの2016~2017年度の臨床結果及び、2018年から始まる新発毛HCRコースの結果想定をグラフにしたものです。
プロペシアでは産毛が生える程度の改善(1段階改善)は多く見られるものの、それ以上の改善はほとんどありません。
また、ここのグラフにはありませんが、ミノキシジルは細く短い毛しか育たないのが一般的です。
それに比べて発毛HCRコースは約7割の方が2段階以上の改善(顕著改善)を達成しています。
全く変わらなかったという方はプロペシアが40%もいるのに対し、発毛HCRコースは5%程度とかなり低いことも凄いですよね。
さらに今年改良されたコースでは9割以上の方が顕著改善するだろうと予想されています。
これを知ってしまうと、発毛HCR法のスゴさもさることながら、医薬品って実は思った以上に薄毛改善されないんだなと思っちゃいますね…(^_^;)
薬は副作用が強いのに効果がない!?
AGA治療薬の薄毛治療効果って、実は我々が思っているよりもかなり少ないんです。
ある臨床試験の結果によると、プロペシアの1年間の使用での中等度改善(ハミルトン分類Ⅰ型程度まで改善)以上の割合は10%にも満たないそうです。
参考:プロペシア錠の臨床効果【国内データ(3年)】 浜松町第一クリニック
発毛薬として正式には認可されていないミノキシジルタブレットなどを複合的に組み合わせて使用することによって その割合は増えるそうですが、それでも70%くらいの方はあまり発毛できていないというのが現状です。
薬さえ使用すれば必ず発毛できると思っていた方は意外に思われたのではないでしょうか。
また、ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリドなど様々な薬を併用していくとコスト面以上に副作用の懸念が持ち上がってきます。
まずなんといっても一番の問題は、使用を中止した後、多くの方に見られる激しい脱毛、「リバウンド脱毛」です。
特にミノキシジルはリバウンド脱毛が高確率で起こりやすく、酷い場合は医薬品使用前よりもさらに脱毛してしまうことさえあります。
人によっては発疹等の過敏症、重篤な肝疾患や心疾患等が現われることがあります。またED(勃起不全)を発症するような予期しない副作用もあります。 さらに、服用している期間はお酒・タバコ等の嗜好品はストップさせなければなりません。
それから言うまでもなく、女性はフィナステリド・デュタステリドを使う事が出来ません。皮膚からも吸収されるので触れることも禁忌とされています。
こうして考えると、単純に薬で発毛させると言っても、実はなかなか大変だということがお分かり頂けると思います。 副作用の強さと比べ、効果が見合わないともいえるでしょう。
一見リーズナブルに見えるAGA治療薬の落とし穴
薬のもう一つのデメリットはランニングコストです。
もちろん薬は継続して治療を行う必要があります。また上でも述べたとおり 、特にミノキシジルはやめた後、多くの方で激しく毛が抜けるので、簡単にやめられなくなってしまいます。
基本的に全ての薄毛治療薬は「対症療法」的な効果しかありません。原因を根本的に治さない限りはいつまでたっても薄毛は治らないままでしょう。
つまり、その場しのぎ的に薬を使用し続ける限り、永遠にコストがかかり続けるという事です。
一般的なAGAクリニックの一ヶ月の費用相場は2万円~3万円程度と言われています。基本的にAGA治療には保険適用がされないのでどうしてもこの位になってしまうのです。
近くにクリニックがあればまだいいですが、もし遠くまで通うとなれば交通費もバカになりませんよね。
計算すると、一年で最低でも30万程度はかかる計算になります。
もし仮に薬を使って発毛が上手く行ったとして、その髪を10年キープさせると考えると300万円ですね…。
発毛HCR法のメリット
これらデメリットの多い医薬品治療に代わって期待されるのが、メセルの「発毛HCR法」です。
メセルの発毛法は薬の対症療法的なアプローチと全く違って、薄毛を根本的に治すために開発されました。
冒頭でも申し上げたように、メセルの薄毛改善率は薬と比べてハミルトンⅠ型以上の薄毛改善は比べ物にならないほど高いということです。
さらに一度コースを修了してしまえば、薬のようにすぐに髪が元の薄毛になることもなく日常の中で維持管理するのみで生えた髪がキープできるんだそうです。
メセルのコースには体質改善・生活環境改善のカウンセリングアドバイスも含まれており、発毛し終わってからも毛髪を維持し続け続けるための根本的な知識が学べるのだそう。
この一点だけ見ても、無理やり薬で生やしてハイ終わりというAGAクリニックとの差異が見出せると思います。
メセル発毛HCR法 | AGA医薬品 | |
---|---|---|
副作用 |
|
|
薬以外の治療だと、現在研究中のものでは、直接毛包を作りだす再生医療などが挙げられますが、発毛HCR法はこれらの研究中の再生医療と比べて圧倒的に実用的です。
再生医療で実用化されているものはほとんどない
ここ数年、理研を始め各大学の研究機関がこぞって発表している「再生医療」による毛包の再生、発毛という分野ですが、実は2004年にはすでに米国ではマウスでの研究結果が発表されています。
それから15年近く経ち未だ実用化に至らないというのには、実際の人での発毛成果がなかなか出ないこと、また仮に成功しても数百万円~数千万円の価格になってしまうことなどがあるようです。
メセルが行っている発毛HCR法の「体内細胞を生かす環境の最適化」という概念は、ゼロから細胞を作り出すということではないのでiPSやES細胞といった再生医療とは異なるかもしれませんが、我々末端ユーザーには関係ありません。ただ安く髪を生やせればどんな方法だってかまわないのです。
:2018年6月追記
つい先日も、理研がわずかな毛包から数万本の毛包を作りだせるという研究を発表しニュースが大きな話題となりました。
⇒【理研】 理化学研究所 が髪の毛のもとになる毛包を大量に増やす技術を発表!ツイッタ―トレンド入り【5ちゃんまとめ】
ただ、まだマウスの安全性試験を開始するというニュースなので、2004年の米国で技術が発表された段階からあまり進んでいません。
人で効果を出すにはまだまだ道のりは長いというのが大方の専門家の見方のようです。
治療例
メセルのサイトにあった治療例をお借りしました!どの方も一年かからずにほぼご自身の理想の毛量を達成されているようです。
治療例1 30代 男性
Before
発毛HCR法 施術前
初めての来店では髪質も悪く毛先が傷んでいました。頭皮がかなり固く血流が悪い状態だったそうです。
After
施術 4ヶ月目
髪の毛が太くなりボリュームがでたことでつむじが目立たなくなりました。どこが脱毛していたかわからなくなるくらい改善されました。4か月でこれは凄いですね!薬や育毛剤ではなかなか真似できない効果でないでしょうか。
治療例2 40代 男性
Before
発毛HCR法 施術前
皮膚詰まり、毛穴萎縮等の頭髪環境の改善や、脱毛原因をスタートさせました。
After
施術 8ヶ月目
脱毛部も完全に埋まり、短髪のヘアスタイルでも地肌が目立たなくなりました。さらに約12ヶ月まで続けるということです。
治療例3 30代 女性
Before
発毛HCR法 施術前
秋ごろから抜け毛が多いと感じていましたが、普通の抜け毛との違いがわからず一度見てほしいと来店されました。脱毛原因特定をするカウンセリング後、ケアを開始。
After
施術 4ヶ月目
円形脱毛を繰り返しながら改善中です。ご本人も健康を意識するようになり体質が変わってきています。
※一般的な脱毛のAGAやFAGAと違い、悪性円形脱毛症・びまん性脱毛症の複合タイプです。この症状は一般的でない特殊なものです。現状メセルでは対応していないということです。
メセルの技術を応用したシャンプー
さて、今回発売された『 メセル SDFシャンプー』と『 メセル SRエッセンス』は発毛HCRコースでの、1,000人以上の薄毛症例の症状データの検証を通して培った技術がふんだんに取り入れられているという事で、メセルの発毛HCR法コース自体はすぐに手を出せない方でも、これなら気軽に試してみることが出来そうです。
頭皮に優しく皮脂やフケを洗浄しつつも、潤いは維持するというU-SDF(特殊選択洗浄性機能)が新技術として取り入れられております。
頭皮環境の改善の大切さ
メセルではより高い発毛効果を得るために体質改善の専門システムを導入しているそうです。
シャンプーをはじめとするヘアケア製品の選び方・使い方、食事環境やライフスタイルに至るまで専門のカウンセラーが適切なホームケアを行っており、今回のシャンプーもその一環として発売されました。
まずは自宅で気軽にメセルのシャンプーで体質改善をしてみて、その後具体的に治療を検討してみてはいかがでしょうか?!
無料カウンセリングで発毛相談を随時行っているそうなので、聞いてみるだけでも勉強になるかと思います。
筆者も、時間を見つけてカウンセリングに行ってみる予定です(笑)
商品概要
◆メセルSDFシャンプー(医薬部外品)
内容量 300ml/標準価格 3,974円(税込)
- 新技術「U-SDF(特殊選択洗浄性機能)」により、毛穴や頭皮の皮脂やフケはきれいに洗浄しながら、頭皮状態は透明感ある状態に保つ。
- 1,000人以上の薄毛症例の経験ノウハウに基づき、配合成分を適正化チューニング。
- 提携の高級美容室の全面協力により造り込まれた仕上がりで、男性だけでなく、女性にもフィット
◆メセルSRエッセンス
内容量 200ml/標準価格 5,918円(税込)
- ノーベル賞も受賞した抗酸化成分「フラーレン」を始めとした、目的に沿った適切な種類の成分を配合。
- 1,000人以上の薄毛症例の経験ノウハウに基づき、配合成分をチューニング。『メセルSDFシャンプー』との組み合わせた際に、相乗的な結果を得るべく設計。
メセル SRエッセンスには高級原料であるフラーレンが使われているのでアンチエイジングとしての効果も期待できます。
⇒「化粧品開発展 Cosme Tech2016」イベントレポート第三回目! フラーレン の最新研究発表 セミナー講演拝聴
全国のメセルショップか公式通販で購入可能なようですので、気になる方はチェックしてみてください!
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