様々な副作用が報告されているミノキシジルタブレット(= ミノタブ )の副作用の中でも最も誰にでも出やすい副作用に多毛症があります。
髪の毛が増えるのは嬉しいけれど、すね毛や腕毛が濃くなるのは勘弁してほしいですよね。
そもそも、 ミノタブ はもともとは高血圧のお薬でした。臨床試験中に体のあらゆる体毛が濃くなったことから発毛剤に転用されたものです。 そうなんです!!別にミノタブは髪の毛だけが生えるとは誰も言っていない!
そこで今回は果たして多毛症に抗う術があるのか、徹底究明していきたいと思います!
どのくらい体毛が濃くなるの?
ミノタブでの多毛が一番出やすい部分としてよく取り上げられるのがすね毛・腕毛です。
出典元:http://www.soziales-winterthur.ch/fukusayou/tamousyou.html
この方は、もともと体毛が薄い方だったらしいのですがミノタブを飲み始めて3か月ほどでこのような状況になってしまったそうです。
すね毛がゴリラのようになってしまったことから女子の評判が非常に悪くなったとか(汗)
しばらくは剃ったりしてなんとかやり過ごそうとしていたそうですが、剃れば剃るほど濃くなっていき最終的には結局放置してしまったとのこと。
出典元:http://ミノキシジルタブレット発毛.com/archives/278
この方に関してはすね毛・腕毛に留まらず、なんとまつ毛までもが長く濃くなってしまったのだそう。
まつげは意外とありかも…?
なんてことを言っている場合ではなく、やはり出来ることなら髪の毛以外は変わらないでほしいものですよね。
ミノタブ によって体毛が濃くなる仕組み
ミノタブで毛が濃くなるのは成分が血流にのって、体のあらゆるところに行きわたり作用するためです。
ちなみに我々の身体に常時流れている血液が体中を駆け巡り再び心臓に戻ってくるのに要する時間はわずか25秒。 この血流の速度を計算すると、時速216Kmにまでなるそうです。
新幹線かよ!!
ともかく、こんなスピードでミノタブの成分が身体の隅々にまでから行きわたるのですから止めるとかそういう話ではないという事がよく分かります。
ミノタブを使う上では覚悟しておいた方が良い副作用と言えるでしょう。
余談ですがフィナステリドやデュタステリドは抗ホルモン作用がAGAを食いとめる仕組みなので多毛症は起こりません。
対策はあるのか?
それでは、そんなミノタブの副作用である多毛症の対策としてどんなことが出来るのでしょうか?
■剃る・抜く
剃ることは簡単にできますが、完全に剃ってしまうのもなんだかみすぼらしい気がしないでもないですね。
さらに先の事例でもご紹介したように、剃れば剃るほど濃くなっていくという危険性もはらんでいます。
また抜くのはその手間や痛みを考えるとあまり効率的だとは思えません。
もし剃る際は必ずローション等で滑りをよくしてからカミソリで剃るようにしてください。
■除毛クリーム・脱毛エステを利用する
脱毛クリームを使えば除毛したいところをピンポイントで除毛できるのでおススメです。アマゾン等で数百円で手に入りますので 気になった方は試してみてください。
自分でうまく出来なそうとか、肌荒れが心配という方はエステでレーザー脱毛する方法があります。但し通う手間と最低でも数万円~かかってしまうコストが大変です。 よほどお金を潤沢に持っている方ならいいかもですが、なかなか手を出しづらいのが現実です。
■ミノタブの量(濃度)を減らす
髪の量がある程度安定している方であれば、ミノタブの濃度を落とすことがオススメです。
ご存知ミノタブには2.5mg、5mg、10mgという三種類が存在しています。 自分が使用している濃度から一つ下の濃度に下げてみましょう。もし2.5mgを使用している場合は思い切って外用薬に切り替えてみるのも方法かもしれません。
■育毛剤やフィナステリドに切り替える
切っても切れない多毛症と ミノタブ の関係。
もしどうしても気になるようなら、育毛剤を一度使ってみてはいかがでしょうか。
今は、ミノキシジルと同等の効果が得られるといわれている育毛剤も存在します。 もしこの方法で上手くいけば副作用の悩みから一気に解放され、最高の気分を得られることでしょう。
また同様の方法にフィナステリドやデュタステリドに乗り換えるという方法もあります。もっとも併用している方が多いとは思いますが。
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ミノタブを語る上で欠かすことのできない副作用、「多毛症」。
使っている方ならある程度の覚悟をしていることだとは思いますが、やはりできることならなくしたいですよね。
上記の方法を取り入れつつ、爽やかなフサ男を目指して下さい!