前回記事:育毛成分を 徹底分析 !最新育毛成分はどれを選ぶべき?これであなたも育毛マスター【前編】
前回に引き続き育毛成分についておさらいしていきます!
髪を生やす為の成分
発毛ライフで言うところの「攻撃力」 です。医薬品で言えばミノキシジルなのはもうご存知ですよね。唯一無二にして最強の発毛成分です。
薄毛に悩む方が最終的にたどり着く防波堤です。ミノキシジルが1%~16%配合された育毛剤の他にも、タブレット(通称:ミノタブ)タイプがあります。ミノタブは非常に強力ではありますが、服用をやめた際に抜け毛が増えるなどの副作用報告がけっこうあります。
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ミノキシジルタブレット( ミノタブ )の効果と副作用。効かない人はどうすればいいのか?
さらにこのミノタブ、本来AGA(男性型脱毛症)の薬ではなく高血圧用です。AGA医薬品と同成分という理由で、多くの方が個人輸入で入手し本来の用途を無視して誤用しているに過ぎません。しかし効果の誘惑には敵いません。悩ましいですね。
そこで注目を集めるのはこちらです。
NcPA(環状リゾホスファチジン酸Na)
現役最強の天然由来育毛成分と言っても過言ではないでしょう。
大学の博士、国内の医薬・化粧品原料メーカー・SANSHO株式会社などによって開発が進められ、臨床データが取得されています。
NcPAについてはその効果があまりに多岐に渡り膨大なものなので、詳しくは専門記事をお読み頂ければと思いますが、育毛に限って言えば2017年に国内でも正式に育毛特許を取得しており、 ミノキシジルの2.5倍の育毛効果があることが証明されております。
高価な成分であるため、現在あまり多くの育毛剤に使用されておりませんが、マスターピース育毛剤が唯一成分を最大分量配合して発売しています。
キャピキシル・ピディオキシジル
前回に引き続き二度目の登場です。それだけ有能なんです。それもそのはずキャピキシルはミノキシジルの3倍の毛包成長効果があるというデータがあります。
※あくまで毛包成長度で、育毛効果でないので注意
そしてピディオキシジルもミノキシジルの近似成分と言われ、キャピキシル同様に副作用が無いという事が一番の特徴として挙げられます。 キャピキシルが配合された育毛剤は数えるほどですが、ピディオキシジル配合の育毛剤は現在でもあまり多くありません。
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血行促進・毛母細胞活性化
血流を促進することで毛髪を元気にする事は育毛では基本になります。ミノキシジルにしても結局は血流を改善すること以外は今だ解明されていなく育毛に関しては謎の多い成分です。
タマネギ根エキス
近年の研究によって大きな育毛効果が実証されたタマネギ根エキス。
米国で最も権威のある米国国立衛生研究所によると、なんとタマネギエキスを頭皮に塗った男性の93.7%に薄毛の改善がみられたというエビデンスが話題になりました。
どこぞの怪しいメーカーが出した情報でなく、かの米国国立衛生研究所が出したデータというのが驚きです。
そのバックボーンとして、タマネギには
アリシン
ケルセチン
グルタチオン
などの有効成分が含まれ、高い血流促進・改善効果、抗炎症・解毒作用が確認されているとのことです。
タマネギは薄毛に効果あり
— URBANフェチ梅子 (@umedaumeko) July 8, 2013
センブリエキス
発毛ライフがご紹介している育毛剤には約8割以上に配合されているのではないでしょうか。乾燥物なら医薬品指定を受けるほどの天然物です。
血流改善、毛母細胞活性化、抗酸化作用まであると言われています。
センブリって、胃だけじゃなくて薄毛にもいいんだって。
— おさしみわこ (@0343sawana) December 8, 2015
そういえば、センブリ茶って薄毛に効くんだってよ!!!しゅーくん!!ねぇ!!センブリ茶って薄毛に効くんだって!!!飲むもよしかけるもよしなんだって!!しゅーくん!!!
— なな (@acidhero77) August 2, 2015
シナノキエキス・ニンニクエキス・ボタンエキス
これらも血流の改善が期待できる成分です。
成長因子(グロースファクター)に働きかける
とても重要な成分である成長因子。プラセンタ注射などで話題になりました。キャピキシルや資生堂が開発したアデノシンの他にもいろいろあります。
セファランチン・アルギニン・ヨードなどがあり主要成分に配合されていたりします。
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髪の栄養となる成分(補助成分)
健康な食事を摂っていればサプリを採ったり、栄養を浸み込ませる必要もないのでしょうが、そうも言っていられませんね。
亜鉛
育毛サプリと言えば亜鉛です。
亜鉛が不足するとタンパク質から髪の成分であるケラチンが生成されません。クエン酸と一緒に接取することでキレート作用(キレート(chelate)とはカニのはさみを意味し、有害物質を対外に排出する効果がある。)が働き、より吸収を高められます。ビタミンCもあればなお良しです。
L-リジン
カルシウムの吸収、コラーゲンの生成、脂肪燃焼などを助ける働きがあるとされ、注目すべき点としてミノキシジルの吸収を助け効果を最大限に発揮させる点が挙げられています。
シスチン・システイン
多くのタンパク質に含まれている成分ですが、髪の主成分であるケラチンには18%も含まれており、髪にとって重要な役割を果たしています。美白効果や保護効果の他にも、髪を丈夫にする効果が期待できます。髪にハリ・コシが無い方には嬉しい成分です。
ビオチン
ビタミンHとも言います。頭皮の健康維持やコラーゲン生成で強い髪を育てます。
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最後に ~ 徹底分析 編集後記~
如何でしたでしょうか?今回紹介したの成分はほんの一部ですが育毛剤によく使われているものです。成分の役割が分かってくるとその育毛剤が何を目指しているのかが見えてきておのずと自分との相性も判別できるのではないでしょうか。
ただそこまで調べても結局どれが良いのか分からないなんて方もいらっしゃるかと思います。一体どれを選べば間違いはないの?…と。
発毛ライフが2019年にオススメするのはやはり、「マスターピース」です。前述したスペシャルアラビアゴム・ダマスクローズウォーター・NcPA・タマネギ根エキス等の成分を配合した世界初の育毛剤です。
NcPA配合の育毛剤ではアルビオンから発売されている「Depth」などにも配合されておりますが、Depthは含有量も少なく高価ですので、マスターピースの方が間違いなく良いと思います。
発毛ライフで実際にマスターピースを使用した人柱実験なども行っておりますので、是非見てみて下さい!
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1件のコメント
EGFは分子量がいくつ位なのでしょうか?
ヒトの皮膚が吸収できる範囲としての分子量は当然EGFよりも小さいのでしょうか?
宜しくお願いします。