現在も新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっている状況です。
そんな中、海外の研究の中では、重症化しやすい人の特徴がわかってきたらしいということですが、、
なんとそれが薄毛の人だった言うんです!
おい、ちょっと待て。
新型コロナ、重症化しやすい人は「血液型A型で薄毛男性」説(SmartFLASH) – Yahoo!ニュース https://t.co/HYeGuS3a9g— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) June 9, 2020
Twitter上でもかなり話題になっていたようで、たくさんのいいねや、リツイートが付いていました。
さらに薄毛で有名な、百田尚樹さんも反応しています。
わしやがな!
しかも薄毛を通り越してる!https://t.co/lmz68NqB6E— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) June 9, 2020
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ただの話題作りで、マスコミが取り上げた内容かと思い、記事の内容を確認してみました。
そしたらしっかりと原因が説明されていたので、薄毛の人は注意したほうがいいですよ。
新型コロナウイルスでは、女性より男性の方が重症化しやすいことは知られているが、それは男性ホルモンのアンドロゲンがウイルスを体内に感染させる働きを助けるからではないかと指摘している。※引用:Yahoo!ニュースより
それはコロナで重症化してしまう理由が、アンドロゲンといわれているから。
簡単にいうと、男性ホルモンが多いと、重症化してしまうわけですね。
つまり男性型の薄毛で悩んでいてA型の人は、コロナには注意しておきましょう。
そもそも薄毛でA型の男性がコロナで 重症化 しやすいのはなぜ?
ここまで読んでも、まだ本当に薄毛でA型の人がコロナで重症化しやすいのか分かりませんよね。
コロナをもっと意識してもらうために、薄毛でA型の男性がなぜ重症化してしまうのか、最初にさわりだけ紹介します。
そもそもA型についての理由は置いておいて、まず薄毛で重症化してしまう理由。
それは男性ホルモンの一種である「アンドロゲン」を研究をした結果、関係しているのがわかってきたからです。
アンドロゲンとは、簡単に言うと男性ホルモン。
このホルモンが多いと、薄毛になるといわれています。
そしてコロナで入院している男性の中で、薄毛の人が割合を多く占めているのがわかったため、研究を始めたそうです。
スペインでは、薄毛の人ほどコロナで入院しやすいという論文が、2種類報告されている。前者は入院患者の71%、後者は79%が薄毛だったという。
入院した患者と同世代の薄毛率は31%~53%だそうで、明らかに薄毛の入院患者が多いことが伺える(『テレグラフ』6月4日)。
※引用:Yahoo!ニュースより
確かに入院患者数の中で、薄毛が異常に多いですね…。
ではあまり聞き覚えのない「アンドロゲン」について紹介するので、特にA型で薄毛の男性は、以下をよく読んでおいたほうが良いかもしれません。
アンドロゲンとは?
上記でもサラッと紹介しましたが、アンドロゲンとは男性ホルモンです。
しかし薄毛で悩んでいる人の多くは、この説明を見ると、少しモヤモヤしてくるでしょう。
「男性ホルモン=テストステロン」ではないの?
最初は確かにそう思うのも、無理はありません。
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薄毛で悩んでいる人は、テストステロンやDHT(ジヒドロテストステロン)という名前を、よく目に入っているからです。
しかしコロナに関係がある「アンドロゲン」は、次のように、これらのホルモンの総称として呼ばれているものになります。
男性ホルモンは、アンドロゲン(androgen)とも呼ばれるステロイド・ホルモンで、その中にはテストステロンのほか、ジヒドロテストステロン(DHT)、デヒドロエピアンドロストロン(DHEA)、アンドロステロン、アンドロステンジオン(androstenedione)、エピアンドロステロンなどがあります。※引用:大東製薬工業株式会社より
つまり次の図のように、アンドロゲンとは、正確には男性ホルモンの総称。
テストステロンやDHTも、全て含まれるホルモンというわけです。
またテストステロンは、男性ホルモンの中でも、大半を占めています。
男性ホルモンには、テストステロン、アンドロステンジオン、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)があり、総称してアンドロゲンと呼ばれています。このうち最も分泌量が多いのがテストステロンです。
※引用:diamondオンラインより
これを見るだけでも、薄毛の男性は少し危機感が出てきたはずです。
A型の薄毛で悩む男性なら、尚更怖くなってくるでしょう。
その理由について、以下で紹介するので、まだよくわかっていない男性は必見です。
アンドロゲンと薄毛で悩む男性との関係
アンドロゲンの影響でコロナが重症化するのは、ウイルスの動きをアンドロゲンが助けるからです。
つまりアンドロゲンが多いと、それだけで重症化するリスクが高まります。
ではそれと薄毛と何が関係あるの?と思う人は、アンドロゲンと薄毛の関係を知りましょう。
そもそも薄毛になってしまう原因は、DHTが増えてしまうからでした。
ちなみにDHTとはどのような性質があるか、考え直してみてください。
ジヒドロステロン(DHT)の生産量増加をも引き起こしてしまう恐れがあるのです。これは、体内でテストステロンが不足した場合、それを補おうとして5αリダクターゼとの結合がさらに進んでしまうという傾向があるためです。
DHTとは男性ホルモン「アンドロゲン」の一部であるテストステロンが、減った時に増える働きがあります。
そしてDHTは抜け毛を増やすとされており、薄毛が進行してしまうわけです。
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アンドロゲンは、DHTもテストステロンも、両方が含まれる物質。
DHTはテストステロンよりも、抜け毛が多くなる特徴があるため、総量が同じでも薄毛になるリスクが高まります。
つまり薄毛になっている人が重症化しやすいのは、DHTが多い男性ともいえるわけですね。
アンドロゲンの多さを知るちょっとした方法
アンドロゲンと薄毛の関係を理解できたところで、自分がどの程度の量のアンドロゲンを持っているのか知らない方がほとんどだと思います。
そこでアンドロゲンの量を知る方法について、少しだけ紹介します。
その方法とは、「人差し指」と「薬指」の長さを見てみてください。
- 人差し指のほうが長い⇒アンドロゲンが少ない
- 薬指のほうが長い⇒アンドロゲンが多い
薬指が短い人ほど、アンドロゲンが多いと言われています。
指を伸ばして、人さし指と薬指の長さを比べてみてください。人さし指が薬指より短ければ短いほど、胎内で多量のアンドロゲンシャワーを浴びていると推測されます。
イギリス心理学者であるジョン・マニング教授は、この自らが提唱した「二本指の法則」を応用し、さまざまな調査研究を行っています。
※引用:diamondオンラインより
あくまで目安として、自分の手を見てみてください。
もし薬指の方が長くて、実際に薄毛で悩んでいる人は、よりコロナに注意するべきかもしれません。
薬でコロナ撃退!薄毛でA型の男性も安心…と思いきや
ここまでアンドロゲンと薄毛の関係について、紹介してきました。
アンドロゲンは、男性ホルモンの総称であり、さらにDHTが多いと薄毛になってしまいます。
薄毛で悩んでいる人は、アンドロゲンの総量が多く、DHTが多いともいえる状況です。
コロナの感染者が増えてきたら、少し怖く思えてしまうと思いますが、実際にはそこまで委縮する必要はなさそうです。
それはアンドロゲンを抑える薬が、海外ではすでに投与されるほど実用化されていました。
すでにニューヨークやロサンゼルス、シアトルの病院ではアンドロゲンを抑える薬の投与が始まっている。※引用:Yahoo!ニュースより
しかしこの薬は、どうやら副作用があるようです。
コロナにかからないほうがいいのか、間違いないので、あまり安心はできないでしょう。
クリニックの薄毛治療も副作用について注意していた
アンドロゲンを抑える薬の副作用は、次のようになっています。
ただし、副作用として体のほてりや胸のふくらみが見られるかもしれないとのことだ。※引用:Yahoo!ニュースより
これらはそもそも薄毛治療を受ける際の副作用と、似ているように感じました。
それもそのはず。
薄毛治療でもらう薬は、テストステロンの量を減らす働きのある薬だからです。
次のような副作用が出てしまうので、ほとんどの似たような薬なのでしょう。
フィナステリド、プロペシアの副作用で最も出現頻度の高いものは性機能の低下です。性機能の低下に関する症状は勃起機能不全、射精障害、精液量減少、リビドー減退(性欲の減退)があります。
※引用:CLINIC FORより
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薬を使って薄毛を解消したい人が、そこまで多くない原因のひとつ。
副作用があるなら、自分で薄毛を何とかしたい気持ちもわかります。
しかしコロナにかかって重症化してしまったら、使ってもらわないと怖いですからね…。
しかも薄毛の薬以上に、副作用の範囲が広いので注意したほうがいいでしょう。
コロナのために薬は幅広い男性ホルモンを抑えるから要注意
コロナの薬の副作用は、「体のほてりや胸のふくらみ」でした。
ちなみに薄毛の薬の副作用には、あまり見られない内容となっています。
1. 過敏症(頻度不明):そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)2. 生殖器(頻度不明):リビドー減退、勃起機能不全注、射精障害注、精液量減少、睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)
3. 肝臓(頻度不明):AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇
4. その他(頻度不明):乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい
※引用:フィナステリド副作用より
この違いは、コロナの薬である抗アンドロゲン薬が、男性ホルモン全体に効果が出てしまうからです。
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本剤は女性ホルモン(黄体ホルモン)のような作用を有する薬剤であり、男性ホルモンの働きを抑える(抗男性ホルモン)作用により、肥大した前立腺を縮小させ残尿感や頻尿などの症状を改善する。※引用:日経メディカルより
女性ホルモンが増えてしまうということなので、胸のふくらみを感じる副作用も納得ですね。
だからこそ、あまり体的にはよくありません。A型の薄毛男性に限らず、コロナにかからないように注意しましょう。
コロナが流行っているからこそ薄毛対策を始めるいいキッカケ
コロナで重症化するリスクが高い、A型の薄毛男性。 少し不安になってしまうでしょうが、この機会に薄毛対策をしてみてください。
薄毛対策とは、男性ホルモン(DHT)を増やさない努力の事。
規則正しい生活をするだけでも、かなり効果があるので、気軽に始められますよ。
- 食生活の見直し
- 適度な運動も必須
- 睡眠時間の見直し
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ちなみにDHTは、テストステロンよりも強力とも言われているため、コロナのためにも抑えておいて損はないでしょう。
DHTはテストステロンよりも強力な男性ホルモン作用を持ち、胎生期では男性器の形成、思春期では成長に欠かせない性ホルモンです。しかし同時にヘアサイクルを短縮させ、脱毛を促す作用を持っています。
※引用:TLC日本橋クリニックより
毎日安心して過ごせると同時に、薄毛対策もできてしまうので、健康的な生活を心がけてみましょう。
A型で薄毛でなかったらコロナで 重症化 しないわけでない!
新型コロナウイルスにかかったA型で薄毛の男性は、重症化しやすい理由を紹介してきました。
まだ詳しい内容はわかっていませんが、男性ホルモン「アンドロゲン」が、ウイルスの働きを助けるのが原因のようです。
そしてアンドロゲンが多いと、抜け毛の原因になるDHTも多くなる確率が高くなり、薄毛男性が重症しやすくなります。
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「僕は薄毛でないから安心…」
こう思った人は、気を抜くのは早いですよ。
それはアンドロゲンが多いA型男性が、危険だからです。
DHTは強力なテストステロンなだけであり、アンドロゲンはDHT以外も含む男性ホルモンの総称。
つまり薄毛でなくても、アンドロゲンの総量が多い可能性もあります。
コロナになると誰でも重症化する確率はあるので、コロナにかからないようにしたほうがいいのは同じです。
規則正しい生活を続けて、感染してもコロナウイルスを減らす免疫力を作っておきましょう。
また規則正しい生活は、DHTを抑える効果もあるので、薄毛対策としてもおすすめですよ。