FUE法で髪を増やすのは最終手段！料金の比較と一緒に真実を書きます！

薄毛に悩む多くの方が最も気になるのが、一体どの方法が一番「生える」のかだと思います。

その中で候補に挙がるもののひとつに、自毛植毛があります。

ひとくちに言ってしまえば自毛植毛とは、自分の髪の毛の多い部分から薄毛部分に植え付ける手術です。

それを使って薄毛の悩みを解決したという記事が、一時期話題になっていました。

その後、2011年にもFUE法で、3度目の植毛手術を受けました。頭頂部に1500株を移植したのです。この頃には髪はかなりフサフサになり、私のカミングアウトを聞いていた周囲の反応もより大きいものになりました。「植毛手術ってすごいね～!」という声をたくさんかけてもらい、嬉しかったものです。

※引用：Yahoo！ニュースより

その中で自毛植毛の中でも、FUE法という方法がピックアップされており、増毛するならFUE法一択のような書かれ方をしていました。

これが本当？と疑問に思う人もいるでしょう。

そこでFUE法について、真実をまとめてみました。

【もくじ】

１．FUE法？自毛植毛？人工植毛との違いも把握

２．自毛植毛の一種！FUE法を他の種類と比較

３．育毛剤で予防が無難！お金に余裕があるならFUE法がまだマシ！

FUE法？自毛植毛？人工植毛との違いも把握

まずFUE法の自毛植毛について、少しおさらいをしておきましょう。

自毛植毛については簡単にいうと、ちなみに自毛植毛というのは、自分の髪の毛を使って増毛する方法ですね。

これも知らないという人も多いので、とりあえず自毛植毛と人工植毛の違いについても、少しだけ紹介しておきます。

なぜなら、植毛の認知度が低いというアンケート結果が出ていたからです。

薄毛対策というと、多くの人が育毛剤や生活習慣をイメージしているという結果が出ていました。

「それぞれの薄毛治療・薄毛対策についてどの程度知っているか」という質問に対して、1位：生活習慣の改善(70.3％)、2位：育毛剤(医薬部外品)(66.4％)、3位：育毛剤(医薬品)(64.3％) が薄毛対策の認知度トップ3という結果になりました。

※引用：アイランドタワークリニックのプレスリリースより

ちなみに自毛植毛は自分の髪の毛を使って増毛させますが、人工毛によっても増毛ができます。

どちらがいいの？と思うかもしれませんが、これは自毛植毛を選んだほうが無難ですね。

名前の通り、人工的につくられた毛を植毛する種類です。

体に異物を埋め込むためトラブルも多く、アメリカでは法律で人工毛植毛が禁止されています。一度植えた毛が伸びたり新しく生えて来たりすることがないため、定期的なメンテナンスが必要になります。

※引用：アイランドタワークリニックより

アメリカでは法律で人工毛植毛が禁止されているとは驚きですね。人工植毛よりも比較的安全性が高いそうなので、自毛植毛を選んだほうがよさそうです。

自毛植毛の一種！ FUE法を他の種類と比較

では次にFUE法について見てみましょう。

FUE法とは自毛植毛の一種です。

つまりFUE法以外にも、他の方法があり、それぞれメリットやデメリットがあります。

ニードル法：800,000円
FUT法（FUSS法）：500,000円
FUE法：600,000円

料金に関しては、FUE法が中間ですね。

高くもなく安くもなく、無難といえば無難ですが、高いと感じませんでしたか？

手術で増毛をするのですが、保険が適用されないので、全額負担となります。

これがFUE法も含めて、自毛植毛そのものがメジャーの薄毛対策にならない理由ですね。

では特徴をそれぞれ見てみましょう。

これを見れば、FUE法の真実がある程度把握できてしまいますよ。

ニードル法のメリット・デメリット

細い専用の植毛針を用いて、穴あけと植え込みを同時に行う事ができます。

植毛針の開発者の名前からchoi式と呼ばれることもあります。

FUE、FUTが複数本生えている毛穴(マイクログラフト)の周囲の組織ごとドナーとして使うのに対し、

ニードル法は毛髪の一本一本を使用します(シングルヘアグラフト)。

※引用：アイランドタワークリニックより

ニードル法は名前のとおり、1本ずつ縫い込んでいく方法です。

つまり丁寧に施術をしてもらえるので、気になる部分をきれいに仕上げてもらえるでしょう。

しかし移植できるのは限られた髪の毛に限られ、一時的に脱毛が起こってしまう可能性が高いと言われています。

デメリットが多いのに加えて料金が高いので、お金に余裕がある人が使う方法といえるでしょう。

FUT法（FUSS）のメリット・デメリット

FUT法は、AGAの先進国アメリカで主流となっている自毛植毛の方法です。日本でもメジャーなのです。

男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部の毛の穴を、薄毛の部分にメスを使い移植するというもの。

人の毛穴は1つの毛穴に、1本の毛が生えてくるのではないのです。1つの毛穴から1本の時もありますし、複数の毛が生えることも実はあります。まるごと薄毛部分に移植するのでかなり自然な仕上がりが期待できます。

※引用：親和クリニック大阪【公式】より

FUT法（FUSS）は自毛植毛の中でも、有名な増毛法です。

髪の毛が多い部分をメスで切り取り、薄毛の部分に植え付けます。

自毛植毛の中でも最も安価なので、試しやすい方法といえるでしょう。

しかし切った頭部は傷として残り、痛みも感じやすいとも言われています。

上記で紹介した記事でも紹介されていましたが、これを見ると安易に料金だけで決めるのは怖いですよ…。

ようやく痛みも出血も徐々に収まっていきましたが、手術から半年経った頃にも、ときどきうずくことがありました。さらに頭を切る手術の影響で、顔も腫れて、変形してしまいました。手術後も会社へ通勤していたものの、私のそのひどい顔を見て、上司が「帰れ」と言ってくれたこともあります。そんな痛みや苦労は我慢するとして、一番肝心なのは髪の変化です。私は「髪が生えるなら、こんなことは何でもない!」と思っていました。それに当時は手術前に、「これでフサフサになれる」と聞かされていました。だから貯金をはたいて手術に臨み、その後の痛みにも耐えられたのです。

※引用：Yahoo！ニュースより

顔が腫れると聞くと、少しやめようかな…と思ってしまいますよね？

頭を切るというのはそれだけリスクが高いので、できるなら切らない増毛法に挑戦したくなるのもわかります。

FUE法のメリット・デメリット

後頭部から植毛用のドナー株を採取するのに、直径1ミリ前後のパンチを使って毛根をくり抜く方法で、1960年代に広く行われていたパンチ・グラフト植毛の変法です。2002年に発表され、「メスを使わない、切らない、縫合の傷痕ができない」方法として話題になりました。

※引用：紀尾井町クリニック [東京・大阪]より

上記のFUT法（FUSS法）について紹介しましたが、そのデメリットを抑えた方法がFUE法です。

痛みがFUT法（FUSS法）より少ないので、気軽さはあるでしょう。

しかしFUE法をおすすめするクリニックの広告には、少し大げさに紹介されているので注意してください。

麻酔は痛いし、手術後に麻酔が切れるとチクチクした痛みが残ります。「FUT法と比較すると痛みはかなり少ない」なら大丈夫ですが、「痛みがなく」はいただけませんね。

「傷跡も残らない」はすでにツッコんだようにウソです。パンチグラフトでくりぬいた所に丸く白いキズ跡が残りますから。例えば、5,000グラフトをFUE法で植毛したら、丸く白いキズ跡が5,000箇所後頭部に残るので丸刈り（坊主頭）はできなくなります。

※引用：AGA・FAGAの内科総合クリニック人形町より