ここ最近、薄毛で悩む人の原因はスマホの普及という説がにわかに浮上してきており、とても興味深い内容となっております。
同調査によると、将来薄毛になることを「とても不安」「不安」に思っている人は44.9%。 2018年の調査では33.8%で、抜け毛・薄毛に悩む人は年々増えている。また、調査によって、薄毛となる要因に、「ストレス」が関係している可能性もあると判明。
同社はスマホやSNSなどでたくさんの情報を閲覧することによるストレスも、要因のひとつではないかと推測する。
※引用:BLOGOSより
確かに年々薄毛で悩む人が増えているのは間違いないところ。
2018年の調査では3割だった薄毛の悩みが、2019年には約44%にまで増えているのが、次の表からもお分かりいただけるかと思います。
この原因を探っていると、スマホの普及率と同時に、SNSの普及率も高くなっていたのがわかりました。
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薄毛企業として有名なリーブ21でも、SNSが薄毛の主な原因のひとつと考えているようです。
日本人の薄毛・脱毛の悩みは年々増えています。現代の日本は、高齢化や女性の社会進出などの社会的背景に加え、スマホ、SNSなど、身の回りに爆発的に情報があふれてきていることも「薄毛・脱毛の一因」になっているのかもしれません。
※引用:リーブ21のプレスリリースより
確かに消費者庁の調査では、年々SNSの普及率が高くなっていました。
SNSの利用率
- 2013年:56.4%
- 2014年:60.6%
- 2015年:65.3%
- 2016年:69.3%
※引用:消費者庁より
2016年までの情報しかありませんでしたが、このまま普及率が下がるとは考えられないので、今ではかなり人がSNSを利用しているはずです。
情報が気軽に手に入る時代は便利だと思う反面、SNSが本当に薄毛の原因になっているのか気になるところですよね。
多分「SNS疲れ」とよく耳にする通り、SNSによるストレスが原因になっていると考えられますが。
本当にSNSのストレスで、薄毛に悩んでしまうのか、様々なSNSに関するアンケートなどを掻き集めて調べてみました。
現代人は SNS の何にストレスを感じているのか?
SNSの普及率が高まっているのと、ストレスで薄毛になる関係性が、本当にあるのか気になります。
そもそも人は、SNSのどこにストレスを感じるのかよくわかりません。
そこでまずSNSでどんなところに、ストレスを感じるのか、詳しく調べてみました。
年齢によるストレスの違い
SNSの利用者が増えているのは確かですが、どの層がストレスを感じているのか気になるところ。
マーケティング会社であるアスマークという会社が、SNS疲れをしている層がどこなのか、具体的に調査してくれていました。
このアンケートを見ると、意外にも幅広い層で、SNS疲れをしているのがわかります。
その中でも群を抜いてストレスを感じているのが、「20代女性」でした。
よく薄毛で悩む男性は、全体で見ても3位。
男性より女性のほうが、SNSでストレスを感じるシーンが多いようです。
ストレスを感じている年齢層
- 20代女性:65.0%
- 40代女性:54.0%
- 30代男性:47.0%
確かに以前に比べて、薄毛で悩んでいる女性が増えていると言われていますし、SNS疲れも何か関係があるのかもしれませんね…。
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SNSの種類によってのストレスの感じ方
ではSNS疲れを感じている人の中には、どのSNSでストレスを感じやすいのか知っていると、対処のしようがありますよね!
これも先ほどと同じ会社が、アンケートと実施してくれていたので、それを参考にしてみましょう。
SNSでストレスを感じやすいのは、全体で見てみると、Facebookなどの実名でアカウントを運用するSNSでした。
確かにFacebookの利用者は、減っていると言われています。 特に疲れやすいのかもしれませんね。
全体のランキング
- Facebook:42.5%
- LinkedIn:42.1%
- mixi:37.2%
- LINE:32.2%
ちなみに年齢層ごとに分けられた割合を見てみると、20代女性は、どのSNSもトップに君臨するほどストレスを感じやすくなっています。
もちろん上記の全体のランキングのとおり、実名で登録するSNSはどれも上位でした。
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このアンケートに偏りがあるのでは?と、少し思うかもしれません。
そこで別のアンケートも調べてみると、同じような結果が…。
1年前と比べて利用頻度が減ったSNSとして「LINE」を挙げる人が最も多く(40.2%)、次いで「Facebook」(39.6%)、「Twitter」(31.6%)でした。年代別に見ると、10代は「LINE」を挙げる人が最も多く(47.8%)、20代と30代は「Facebook」が最も多くなりました(20代:48.2%、30代:47.3%)。
つまりSNSで疲れてしまうのは、実名登録したSNS。
これを使ってしまうと、他のSNSよりストレスを感じてしまうわけですね。
逆に匿名性が高いSNSは、そこまでストレスを感じる人は少ないようです。
しかし何にそこまで違いがあるのか、さらに気になってしまいますね…。
SNS でストレスを感じる原因
匿名性の高いSNSだと、そこまでイライラする事はないようです。
しかしそれだけでは、薄毛とSNSの関係はまだわかりません。
薄毛が進行するほど、ストレスを溜めているのですから、もっと原因を調べる必要がありそうですね。
そこでSNSでストレスが溜まる原因について、もっと深堀りしてみました。
投稿者よりも閲覧している人のほうがイライラしている
よくSNSの原因について調べてみると、どうやら発信者よりSNSの投稿を見ている人たちのほうが、ストレスを抱えているのがわかりました。
次の画像を見てみてください。
イラっとする場面が多いのは、投稿メインの方に比べ閲覧メインの方の方が多いみたいです。実に2倍近くいるのがわかりますね。
何にそんなにイライラするのかわかりませんが、何か原因があるのでしょう。
ただイラっとするだけでは、薄毛になるほどストレスが溜まりません。
しかし疲れたと答えた人は、先ほどと同じくらい、投稿者の2倍近くを占めていました。
つまりSNSは見ているだけで(むしろ見ている方が)ストレスが溜まってしまうわけですね。
確かにこれだと「薄毛で悩む人とSNSの普及率」が、何か深い関係がありそうだと、少し思えてきました。
どんなところにストレスを感じるのか?
ここで決定的なアンケートを発見してしまいました。
SNSでストレスを感じてしまうのは、どうやら友達などの知り合いが、リア充アピールをしている投稿を見た時だというんです!
1) Facebookユーザーの4割強が”Facebook疲れ”を感じている。要因の第一位は、『他人の「リア充」投稿にうんざり』。
2) 他人の「リア充」投稿に対して、6割強が「イラっとすることがある」。
つまりSNSで疲れてしまうほどの、ストレスを感じるのは、知り合いの投稿を見ていたのが原因なわけです。
匿名のSNSだと知り合いかどうかわからないので、リア充アピールをしていても、イライラなんてしません。
だからFacebookなどの実名登録のSNSは、ストレスを感じやすいわけですね。
SNS で孤独を感じてストレスを溜めると薄毛が悪化する
知り合いのリア充アピールの写真を見ると、孤独感を感じてしまう人も多いでしょう。
SNSでのリア充アピールでは、たくさんの友達と遊んでいるような、写真などを投稿しているはずです。
しかしそれを見ている自分は、1人でスマホを見ている…。
そう感じると、確かにかなりのストレスを感じてしまうのもわかります。
この孤独感こそが、薄毛に繋がっている根源なのでしょうか。
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そのことを詳しく調べてみると、ウルフという医師が、ロゼート村という場所である調査についての情報が出てきました。
この調査が、薄毛とSNSの関係に納得できた内容になっています。
結論から言ってしまうと、孤独を感じるようになると、血液の流れが悪化してしまうという話です。
孤独を感じない村は病気で悩む人がいなかった
ロゼートの村人にとって、数世代の家族が同じ家で暮らすのは当然のことだった。全員がきちんと教会へ通い、近所どうしで互いの家に自由に出入りし、休日は一緒に楽しんだ。
※引用:脳科学メディアより
ロゼートという村は、近代化が進んでおらず、村の人全員が結託している村だったようです。
そのため人間関係で悩む人もいなかったため、病気で亡くなる人がいないとされていました。
そこでウルフ医師は、胃や十二指腸などの消化器官の潰瘍について調べた。その結果、その種の潰瘍を患っている人もいなかった。村人たちが他界する主な原因は、老衰だった。
※引用:脳科学メディアより
それを不思議に思ったウルフ医師が、長年にわたって調査を行ったわけです。
- 食生活
- 遺伝子
- 地理的条件
これらも検証してみると、どれも病気になる要因にはなりませんでした。
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つまり人間関係だけが、病気を悪化させない原因ではないかと、ウルフ医師は思うようになったといいます。
近代化が進むにつれて病気が増えていく
しかし、それだけで人間関係と病気にかからない因果関係を導きだすのは、難しいでしょう。
そのため10年も調査を行う必要がありました。
それだけの歳月が経つと、自然と村は近代化が進んだわけです。
多世代が同居していた家族は解体され、毎晩のように大勢で集まって過ごしていた人々は、近隣の村々と同じような『他人には干渉しない』生活を送るようになった。※引用:脳科学メディアより
するとこのように、今までの生活習慣がなくなってしまいました。
ここでこの村は、病気で亡くなる人が急激に増えていったといいます。
ロゼート村では初めて45歳以下の心臓発作によって亡くなる者が出た。世の中の流れに逆行した現象である。高血圧は、3倍に増大した。
また、脳卒中の症例も増えた。1970年代終わりには、ロゼート村で心臓発作によって亡くなる人の数は全国平均に追いついた。
※引用:脳科学メディアより
もちろんただの病気ではなく、高血圧な心臓発作などの血管と深い関係があるものばかり。
つまり人との距離が遠くなるだけで、ストレスを感じるようになり、血管系の病気になってしまったわけです。
そもそもストレスを感じると自律神経の関係で、血液の流れが悪くなってしまいますからね…。
SNSも同じ?孤独は血液の流れを悪化させる
協力的な人間関係がなく、たったひとりで人生に立ち向かわなければならないと感じるとき、日々の重圧が不安をもたらし、脳はそれを脅威と認識する。そうした重荷は、血圧から腎機能にいたるまであらゆる生理機能に悪影響を及ぼす。
※引用:脳科学メディアより
このようにウルフ医師は、ひとりになってしまうと、病気になるほど体に影響が出てしまうといっています。
つまりSNSで知り合いのリア充アピールを見てしまうと、血液の流れが悪くなってしまうというわけです。
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SNSで疲れてストレスが溜まり、それが薄毛にも繋がってしまいます。
ストレスを感じるSNSは、あまり積極的に見ないほうが、薄毛のためにもいいですよ。
SNS でストレスを溜めない方法で薄毛にも立ち向かう
とはいっても、SNSを辞めてしまうと、どうしても困ってしまう人もいるかもしれません。
付き合いもあるでしょうから、どうしてもSNSを辞められない人は、次のような方法で薄毛対策をしてみるといいでしょう。
あくまでSNSの原因に合わせた対策なので、ストレスを感じている人は試してみてください。
ミュート機能を使う
まずSNSによってストレスが溜まっているのですから、イライラする投稿は見られないようにしてください。
そのためにはミュート機能がおすすめです。
ミュート機能とは自分のタイムラインに、指定した投稿だけを見られなくする機能。
ストレスが溜まる投稿を指定すれば、ストレスも溜まりません。
ちなみに似たような機能である「ブロック」というものがありますが、あまりおすすめしません。
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それは相手にブロックしたというのが、バレやすい機能だからです。
ミュートだと相手が投稿を見られなくしているとわからないので、今後の人間関係にも影響はありません。
安心して使ってみてくださいね。
筋トレなどの運動を習慣づける
ミュート機能を使うと投稿が見られなくなるため、実際にその人と会った時に、話が通じなくなってしまいます。
つまりミュートしているのが、わかってしまう可能性もあるはずです。
それがいやなら、ミュート機能を使わずに、薄毛対策をしてみましょう。
おすすめは運動!
筋トレをメインに、毎日続けてみてください。
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筋トレはアドレナリンや、ドーパミンなどのホルモンが出るため、気持ちがポジティブになります。
しかも筋肉が作られると、代謝もアップしてくれるため、ストレスによる血流の悪さも抑えられるでしょう。
頭皮ケアも忘れてはいけない
薄毛になる原因は、SNSのストレスから来る血流の悪化だけでなく、ホルモンバランスが崩れて頭皮の状態が悪化する可能性も考えられます。
そこでSNSでストレスを感じた場合は、必ず頭皮ケアも行ってみてください。
- 育毛剤
- アミノ酸シャンプー
せめてこの2つは、毎日続けたほうが薄毛対策として有効です。
その中でもマスターピースというヘアケア剤は、やさしく頭皮をケアしてくれます。
他にもシャハランメスリ博士の厳選した 育毛成分 凝縮で発毛ライフでも注目している製品です。男女兼用なので女性の方にもおすすめできます!
育毛剤もシャンプーも用意してくれているので、SNSで疲れている人はどうぞ!
ストレスで耐えられないのなら SNS を辞めてしまうのもアリ
SNSでストレスを溜めてしまうと、病気になるほど血液の流れが悪くなる可能性もあります。
もちろん薄毛にもなる確率がアップするでしょう。
そこで薄毛対策を行ったとしても、さすがに原因がなくなっているわけではありません。
つまりSNSでストレスを溜めているのなら、SNSを辞めたほうが効果的なわけです。
無理にSNSを続けても、何もプラスには働かないので、薄毛のためにも辞めてしまいましょう。
そしてSNSを見る時間が浮いたら、その時間を薄毛対策に回してあげてください。
それだけで髪の毛が増えやすい環境は整いますよ。